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「スィミット」がオックスフォード英語辞典に載った

2019年10月24日 | 文化
10月24日 トルコ語「スィミット」がオックスフォード英語辞典に載りました。「糖蜜でコーティングしてゴマをまぶした、トルコ・オリジンのパンの一種」と定義されています。

 Hurriyet

“トルコのベーグル”として世界に知られる、ゴマをまぶした、リング状のパン「スィミット」は、トルコ全土の町の至るところで見られます。街路を行く手押し車でも売られていますし、クリーム・チーズつきのスィミットまであるファーストフード店もあります。

スィミットは一般にはプレーンで供されます。チャイ(お茶)やフルーツ・ジャム、チーズ、アイラン(ヨーグルト飲料)とともに朝食に食べることもあります。スィミットといっしょに、チャイを飲むのが伝統的です。

スィミットの生地は昔から、小麦粉、水、イースト、塩でつくられます。生地を水とペクメズ(ブドウの糖蜜)に浸し、ゴマをまぶしてから焼きます。


エルドアン大統領がEUの反トルコ政策を非難


エルドアン大統領は10月24日、EUのトルコに対する政策を非難し、トルコは必要とあらば、国境を開く(難民を放出する)ことができる」と言いました。

Hurriyet

「EUはその偽善のために終焉を迎えるだろう。わが国が国境を開くと言えば、彼らはパニックに陥る。うろたえるんじゃない。その時が来たら、ゲートは開かれる。EUは何百万の難民を受け入れろと、私はあえて言う」と大統領は、アンカラで行われた地区長の集会で言いました。

「100人の難民が海路でギリシャに着いたとき、EUはわが国に助けを求めた。いま、わが国には400万のシリア人がいるが、EUはなにも言わない」と、エルドアン大統領はヨーロッパ諸国に対して言いました。「シリア内戦が始まって以来、トルコは無辜の人々を迎え入れながら、国境を守ってきた。いま、トルコは安全地帯を計画している」

「流血の惨事が起こっていても、だれも気にしない。いま、トルコはテロリストたちを北シリアから一掃した」と大統領は言いました。シリアのテロリストはトルコを直接ターゲットにしています。

トルコがロシアとイランの支持を得て、イドリブを安定した状態にしたおかげで、何百万の人々が救われたと、エルドアン大統領は言いました。トルコはシリアのテロリストに対して悪意は持っていないと、大統領はくり返しました。「われわれはシリアでも、トルコでも、クルドの兄弟たちと問題なくやっている」

「トルコにとって問題はテロリスト組織である。ヨーロッパの一部の人々は、テロ組織とクルドの人々をごっちゃにして、問題をゆがめている」とエルドアン大統領は言いました。「トルコは行動を起こす前に、必ずアメリカ、ロシア、イラン、EUに通告している」


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