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トルコのリズム体操チームが欧州選手権で初の金メダル

2020年11月30日 | 国際
11月30日 トルコのリズム体操チームが、11月28日、2020年ヨーロッパ選手権で優勝、金メダルを獲得しました。

 Hurriyet

「歴史的快挙です。トルコがフープとクラブでウクライナに勝利し、“欧州リズム体操選手権”で、初の金メダルをゲットしました」と、トルコ・オリンピック委員会がツイートしました。委員会は、キエフで金メダルを得たドゥイグ・ドーアン、アズラ・アクンジュ、ペリ・ベケル、ニル・カラビナ、エダ・アサルの5選手に祝辞を送りました。

開催国ウクライナは 銀メダルを獲得しました。トルコのメフメト・ムハッレム・カサプオール青年スポーツ相は、ソシアルメディアでチームに祝辞を述べ、チームの優勝はトルコの誇りだと言いました。


中国のコロナ・ワクチンは深刻な副作用を示していない


中国のコロナ・ワクチンのテストに参加しているトルコ人ボランティアは、段階ごとに綿密に観察されていますが、試験の結果、大きな副作用は見られていないと、当局が言いました。

Hurriyet

9月15日から始まった中国のコロナ・ワクチンの3段階実験は、現在、2段階目が行われています。試験は高リスクの医療従事者と、中リスクのボランティアに行われています。これまでに深刻な副作用は報告されていません。最も多い副作用は、疲労感、頭痛、筋肉痛、発熱などです。

ワクチンは12県の25の保健センターで、ボランティアに行われています。試験によって、500~600人の人々から、12500のサンプルが集められました。500人のボランティアは、ワクチン接種を受けるごとに、中間評価報告がなされます。試験ではボランティアの一部が本物のワクチンを摂取され、他の人々にはプラシーボ(偽薬)が摂取されます。

プラシーボを与えられたボランティアは、あとでワクチン接種を受けます。ワクチンの副作用は毎日、カードに記録されています。試験を受ける前にウイルスと 接触しているかどうかを判断するために、ボランティアには抗体テストも行われます。ウイルスの存在を判定するために、PCRテストも行われます。

最初のワクチン接種から14日目に、ボランティアは2回目のワクチン接種を受けます。ボランティアは28日目まで、定期的に観察されます。その後、1年間、毎週、健康状態をチェックする電話を受けます。

中国ワクチンは18歳から59歳の人々に接種されるでしょう。コジャ保健相は、政府は中国のシノヴァック・バイオテック社から5000万回分のコロナ・ワクチンを買う契約にサインしたと発表しました。少なくとも1000万回分の中国ワクチンが、12月に届けられるでしょうが、目標は2000万回分を得ることにあり、さらに2000万回分が2021年1月に予定されています。

コジャ保健相によると、少なくと1000万回分が2021年2月に届くでしょう。コジャ保健相は11月に、トルコはファイザー社とバイオNテック社のワクチンを買いたいと思っていることを明かしました。ファイザー社とバイオNテック社のワクチンが免許を得れば、トルコは今年末には100万回分をゲットできるかもしれません。

トルコもコロナ・ワクチンの開発研究を行っています。トルコの臨床接種テストはすでに始まり、ボランティアにテストされています。「わが国の国産ワクチンは大きく進歩しました。われわれは遅くとも、4月までに国産ワクチンを市場に送る予定でいます」と、エルドアン大統領は11月25日に言いました。

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