トルコのトピックス

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イスタンブルの対テロ作戦で、容疑者20人拘束

2020年11月27日 | 国内
11月27日 治安部隊が、テロ・グループPKK/KCKとの関連容疑で、イスタンブル・シシリ区の副区長を含め、少なくとも19人の容疑者を拘束したと、情報源が言いました。

 Hurriyet

調査活動の一環として、25人の容疑者にはすでに拘留状が出ていました。特殊部隊チームに支援された対テロ作戦が行われ、シシリ区のジハン・ヤウズ副区長を含め、少なくとも19人の容疑者が拘束されました。

情報源によると、警察はイスタンブルの28区で、同時対テロ作戦を行ったそうです。この作戦で、短銃、スペア・マガジンのほか、弾丸103個、テロ・グループPKK/KCKに関するデジタルの資料が押収されました。

ディヤルバクル県の第4重刑事裁判所は、昨日、野党・人民民主党(DHP)のケマル・ビュルビュル議員に、武装テロリスト集団のメンバーであったとして、6年3か月の禁固判決を下しました。HDPはテロリスト・グループPKK/YPGと関連しているとして、トルコ政府に告発されています。HDPはテロとの関連を否定しています。

トルコはいま、テロとの戦いのトンネルを出るための光を求めていると、スレイマン・ソイル内相が、昨日言いました。


トルコ航空がワクチン配送レースの準備を整えた


航空産業はコロナ・パンデミックに悩まされていますが、トルコ航空は世界中のコロナ・ワクチン配送に助力する準備をができました。

 Hurriyet

コロナ・ワクチンの有効性と世界的な配送が、すばらしい流れを生むだろうと、専門家たちも評価しています。100億回分のワクチンを運ぶためには、航空機1500便とクーラーボックス1500万個が必要です。

トルコ航空のイルケル・アイジ議長は、この問題についてコメントし、ワクチンの配布の準備が整ったら、同社は重要な仕事を引き受けると強調しました。「世界の大部分の国々へ飛んでいる航空会社として、わが社のイスタンブルのオペレーション・センターには、ワクチンに必要な保管と輸送の条件がすべて整った設備があります」と、アイジ氏は11月26日、言いました。

「最近の一例として、わが社は中国からブラジルへワクチンを運びました」と彼は付言しました。アイジ氏はまた、トルコ航空はパンデミック中でも、世界の食物、薬品、医療用品の流れを途絶させないことに、大きな責任を感じていると言いました。「わが社の空輸ブランド“トルコ・カーゴ”は、その経験、品質、飛行ネットワークによって、国際的な空の橋をつくっています。わが社はまた、需要に応えて、大型旅客機を貨物機として使いました」

先月、「トルコ・カーゴ」は、直行便のリストに6つの新しい行く先を加え、行く先総計は95になりました。わが社はロンドン、ブカレスト、バンコク、シンガポール、ベイルート、ラホールを行く先リストに加えました。これによって、「トルコ・カーゴ」はいま、ヨーロッパに31便、中東に22便、極東に16便の直行便を持っています。

「トルコ・カーゴ」は2020年に67%成長し、世界中の空輸貨物の20分の1を運び、世界市場を3.9%から5.4%に拡大しました。「トルコ・カーゴ」は現在、361機の航空機を所有し、世界最大のネットワークを持っています。


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地震のあったイズミル県で、コンテナ・シティに被災者が入居し始めた

2020年11月27日 | 国内
11月26日 地震に襲われたイズミルの人々のために、運送用のコンテナに似た臨時ハウス・ユニット「コンテナ・シティ」がの建設が、20日に完了しました。

Hurriyet

11月22日、もう6家族が住み始めました。「500戸のコンテナ・ハウスを造りました。だんだんに住む人が増えてくるでしょう」と、イズミル県のファイク・アルジャン副知事は言い、移住してきた人々に歓迎の花束を贈りました。アルジャン副知事によると、10月30日の大地震直後に造られたテント村に住んでいる人々が、コンテナ・シティに移ってくると予想されます。

「寒くなってきました。テント村は片づけ、すべての人々に、こちらに移住していただきたい」とアルジャン副首相は言いました。テント村は地震直後に、ボルノヴァ地区に、一時的に建てられました。コンテナ・シティは地震の震源地に近いバイラクル地区に建てられました。

46,000平米の土地に、21平米の500戸のコンテナ・ハウスが設置されました。各コンテナハウスには、キッチン、ホール、1室、浴室があります。

コンテナ・シティの2つの通りには、地震で生き残った2人の赤ちゃんのアイダとエリフという名がつけられました。3歳のアイダ・ゲズギンちゃんは、地震から91時間後に、瓦礫の下から救出されました。同じく3歳のエリフ・ペリンチェクちゃんは65時間後に救出されました。

「地震の苦しみは忘れられませんが、このコンテナハウスは苦しみを和らげてくれるでしょう。私たちはしばらくここで暮らし、その後、家を借ります」とスザン・ゲゼルさん(75)は言いました。彼女は息子のハンサン・カンデミルさんと暮らしています。「わが家は地震で壊れました。隣人たちは住みつづけていますが、私たちはここへ来ました。このサービスを提供してくださった皆さんに感謝します」とカンデミルさんは言いました。


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