トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

漁師らが絶滅の危機にある2トンのウバザメを捕らえた

2023年01月07日 | 国内
1月8日 イズミルの漁師たちが、長さ10メートル、重さ2トンのウバザメを捕えました。この種のサメは絶滅の危機にあるため、専門家は捕獲には批判的です。

 Hurriyet

ウルラ地区の漁師たちが、夜、魚を獲るために、海に網を投げたところ、翌朝、10メートルのサメが網にかかっていたそうです。重さ2トンのサメはクレーンを使って、海岸に運ばれました。巨大なサメに驚いた市民たちは、記念写真を撮っていました。地域の漁師たちは、こんな大きな魚をとらえたのは初めてだと言っています。

エーゲ大学の生物学部のオルタチ・オンムシュ氏は、ウバザメは絶滅の危機にあると言い、漁師たちは絶滅危惧種の魚にもっと注意すべきだと警告しました。

「ウバザメは保護を必要とする種です。ウバザメは通常、地中海の沖合にいて、めったに海岸には現われません」と、オンムシュ氏は言いました。


昨年、100万人のツーリストがクルーズ船でトルコを訪れた

2022年、トルコを訪れるクルーズ船と、その乗客数が大幅に増加したと、アディル・カライスマイルオール運輸インフラ相が発表しました。

 Hurriyet

2022年には991隻のクルーズ船がトルコの港に入りましたが、2021年に入ったクルーズ船はたったの78隻でした。クルーズ船の乗客数は、2022年、前年に比して22倍に増加し、100万人に達したと、カライスマイルオール運輸相は言いました。「昨年、クルーズ船観光事業は活気づきました。クルーズ船と、その乗客数は目に見えて増加しています」

昨年、クルーズ船観光が最も活気があったのは10月で、約207,000人の乗客を乗せた155隻の船が、トルコの港を訪れたと、運輸相は言いました。人気リゾート、アイドゥン県のクシャダスの港は、トルコの全観光地の中で最も人気がありました。カライスマイルオール運輸相によると、2022年、494,000人の乗客を乗せた464隻のクルーズ船がクシャダスを訪れました。

イスタンブルのガラタ港は143隻の船と220,000人の乗客を迎えました。また、ボドゥルムの港にも、96,000人の乗客を乗せた98隻の船が入港したと、運輸相は言いました。

また、2022年には、クルーズ船が初めて黒海岸のアマスラとユニエの港に入りました。カライスマイルオール運輸相によると、黒海岸のシノップにも、14隻の船と8000人の乗客が訪れ、また、黒海岸最大のトラブゾン港も、8隻のクルーズ船と4800人の乗客を迎えました。

「われわれはクルーズ観光をさらに盛り上げるために投資をつづける」と運輸相は語りました。


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野党連合が大統領選の共同候補選びの話し合いを始めた

2023年01月07日 | 国内
1月7日 6野党連合が、今春行われるトルコの最も重要な選挙のエルドアン現大統領の対抗馬、野党の大統領共同候補を指名するための協議を始める決議をしました。

 Hurriyet
左から2人目から、アフメト・ダウトオール党首(未来党)、メラル・アクシェネル党首(善良党)、ケマル・クルチダルオール党首(共和人民党)


6野党の党首らは9時間に及ぶ会談を行い、近く、共同声明書で共同候補を明らかにすると発表しました。「われわれは共同候補を決めるために、党首間の協議の開始を決議した」と声明書は言っています。

さらに、党首らは、選挙の投票・開票のプロセス中の安全を確保するために、6者委員会の作業を強化することを決議しました。党首らはまた、国会で憲法上の過半数を得るための技術的作業を始めることを決議しました。

野党連合は、1月30日に「共同政策書とロードマップ」を発表した後、大統領候補を指名する予定です。共同政策書は経済、司法、外交政策、教育、保健その他を含む主要な政策分野に言及し、ロードマップにはこれら政策を実施する方法が詳述されています。

党首たちはイマムオール・イスタンブル市長を支持
声明書によると、党首らは会議で、エクレム・イマムオール・イスタンブル市長に対する裁判所の判決など、現在の政治的問題についても話し合いました。イマムオール市長はその職を失う危機にあります。

党首らはイマムオール市長に対する裁判所の判決を不服とし、政治的な司法システムを非難し、団結して、この種の選挙前の政治的工作に対して反対をつづけると宣言しました。


イスタンブル・サリエルの海岸がクラゲに包囲された

イスタンブルのサリエル地区の海岸2キロがクラゲにかこまれました。住民たちは海水の汚染が原因だと言っています。

 Hurriyet

ボスフォラス海峡沿いのサリエルの海岸が、クラゲの大群で白くなりました。クラゲに蔽われた海岸の航空写真は美しい光景に見えますが、周辺の住民たちは海が著しく汚染された結果の現象と言っています。

「ビーチはゴミがいっぱいです。クラゲがなぜやってきたかはわかりません。私たちは海だけでなく、環境全体を清潔にすべきです」と市民の1人が言いました。「クラゲは多分、海の汚染のために、ここへ来たのでしょう。海をきれいにする作業は行われていますが、じゅうぶんではないのでしょう」ともう一人の市民は言いました。

「最近、イスタンブルは深刻な汚染に直面しています。先週以来、市を蔽っているスモッグは大気汚染のためです」と専門家は言い、住民は朝早く、長時間、屋外にいないよう警告しました。


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