トルコのトピックス

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マルマラ地方は地震の可能性にそなえて綿密に監視されている

2023年09月23日 | 国内
9月23日 マルマラ地方は大地震の漠たる脅威を抱えていますが、「災害緊急管理局」(AFAD)は、この地方は最新の地震監視ネットワークで、しっかり監視されていると、市民に明言しました。

 Hurriyet

予想される地震に関する専門家たちの警告によれば、1999年の大地震で被害を受けた2660万人の人々が住むマルマラ地方は、いつまた地震が来てもおかしくない状況にあるということです。

AFADの「地震とリスク軽減部」の責任者オルハン・タタル氏は、この地方には260の観測所と多数の地震計測装置があり、地震活動を追跡し対応する準備が整っていると、言いました。

「マルマラ地方は、最も緻密で有効な方法で、地震活動を監視するのに最も良い場所のひとつです」とタタル氏は言いました。「われわれは地下300メートルまで掘れる穿孔機と、100メートルごとに、さまざまなセンサーを備えた監視システムを持っています。小さな地殻の動きも捉えられる“ひずみ測定器”というセンサーもあります」

AFADはリアルタイムの地震データを確実に監視するために、毎日、24時間体制で地震を監視していると、タタル氏は付言しました。


イラクのキルクークでトルコ語が公式言語のひとつになった

テュルクメンが多く住むイラクのキルクーク市で、トルコ語が公式言語として使われると発表され、その後、トルコ語で書かれた看板が町中に現れ始めました。

 Hurriyet

キルクーク市の知事室は、公式書簡や、署名、市内の交通標識にトルコ語を使うよう指示する指令書を、関係機関に送りました。公式指令書によると、公的機関のレターヘッドや標章にも、トルコ語が使われるでしょう。国内メディアによると、トルコ語を公式言語として認定する決定は、すでに2008年に可決されていましたが、先週、キルクークのレカン・アルジャブーリ知事によって実施されることになりました。

イラクでは、テュルクメンはアラブ、クルド、に次いで、3番目に多い民族グループです。知事室のメディア・通信代表のメルヴァン・アルアニ氏は、キルクーク市の250のオフィスの表札は、アラブ語、クルド語、シリアク語とともに、トルコ語も加わったと言いました。

「トルコ語は市民の主要な言語のひとつとして使われるでしょう。ラカン・アルジャヌーリ知事の決定によって、キルクークではさまざまな言語が共存し、使われています。すべての人が団結し、共存するべきです。だれにも自身の言語を学ぶ法的権利があります」とアルアニ氏は言いました。


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イスタンブル知事室が登録されていないシリア人に退去を要求

2023年09月23日 | 国内
9月22日 イスタンブル知事室は、他県で登録されているにもかかわらず、イスタンブルに住んでいるシリア国籍者に警告を発し、週末までに登録されている県に戻るよう命令しました。

 Hurriyet

イスタンブル知事室は7月28日に出した指令をくり返し、退去の 期限は延長されないと強調しました。公的記録によると、イスタンブルには、一時保護下にあるシリア人と、勉強や仕事のために居住許可を得ている外国人を含む約120万人の登録された外国人が住んでいます。

しかし、市内に住む外国人の実際の数は、それよりはるかに多いと思われます。最近、当局が行った調査によって、他県に登録しながらイスタンブルに住むシリア人の少なからぬ数が発表されました。

人口過剰によって起こるさまざまな問題への対策として、イスタンブル知事室は、シリア人に、9月24日までに、登録されている県に戻るよう要請しました。知事室は、法的認可がないにもかかわらず、イスタンブルから退去しない一時保護下にあるシリア人を特定するために、9月24日、調査を行うと発表しました。

違反が見つかった人々は臨時宿泊センターに送られ、規定の制裁が適用されます。しかし、例外として、2月の地震で被災した県から来たシリア人は、通告があるまで、イスタンブルに住みつづけることができます。


トルコ外相が国連総会で諸外国外相と会談した

トルコのハカン・フィダン外相が、国連の年次総会に出席するためニューヨークに滞在中、一連の外交会談を行いました。

 Hurriyet

フィダン外相は、国際的協力の強化と、世界的問題への対処について話し合いました。フィダン外相はスペイン、スロヴァキア、ベラルーシュ、ブルガリア、ラトヴィア、キューバ、チリ、ニカラガの外相らと建設的な会談を行いました。会談の内容については正式発表はありません。

フィダン外相はまた、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表と会談しました。フィダン外相の外交上の成果のひとつは、パナマとの「政治協議体制設立の理解のための覚書」に署名したことです。この契約は、フィダン外相とジャナイナ・テワニー・メンコモ・パナマ外相との会談後、ニューヨークの「ターキッシュ・ハウス」で締結されました。

また、フィダン外相はアブドゥラティフ・ビン・ラシド・アルザヤニ・バーレーン外相を「ターキッシュ・ハウス」に迎えました。ニューヨークでの「未来サミット」ための閣僚級会議では、フィダン外相は参加者たちに、グローバル・ガバナンスの変換の重要性、多角主義の支持、国連内の改革の必要を力説しました。


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