トルコのトピックス

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英国外相が会談のため、アンカラを訪れる

2023年09月12日 | 国際
9月13日 英国のジェームズ・クレヴァリー外相が、9月13日、14日の2日間、トルコを訪れると、トルコ外務省が発表しました。

 Hurriyet

「会談では両国の関係と、現在の地域的・国際的問題が話し合われるだろう」と、外務省は、9月12日、声明で言いました。クレヴァリー外相はハカン・フィダン外相と会談するでしょう。

両外相は現在のロシアのウクライナ侵攻と、世界の治安、エネルギー、食品の安全性などについて話し合うと予想されます。トルコは、黒海の穀物協定を再開するようロシアの説得に努めています。この協定によって、世界的食糧危機を回避するために、3300万トンの穀物が世界市場に輸出されてきました。


炭坑労働者たちが地震被災地で合唱コンサートを開催する

2月6日の大地震のとき、救助活動に参加した、ゾングルダクの炭鉱夫たちが、ふたたび地震被災地を訪れ、コーラスのコンサートを開きます。

 Hurriyet

カフラマンマラシュを中心とする大地震のとき、炭鉱夫たちは被災地に駆けつけ、彼らが考案した「生命の回廊」を設けて、瓦礫の下から多くの人々を救出しました。

その炭鉱夫のグループが、いまふたたび被災地を訪れ、音楽によって地震の被災者たちの気分を盛り上げようと計画しています。炭鉱夫合唱団は、9月16日、ハタイ県のサマンダー地区で行われるプレハブ村のオープニングでコンサートを開催します。因みに、このプレハブ村は「黒海市民社会組織連合」の主導で築かれました。

「地震のニュースを聞いて、私たちはカフラマンマラシュに行き、1週間、捜索と救助活動に助力しました。とても痛ましい瞬間を目撃しました。私たちは被災者の皆さんを私たちのコンサートで楽しませたいのです」と、炭鉱夫合唱団の代表者ドゥルスン・ナズルさんは言いました。


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乾燥トマトをヨーロッパ諸国に輸出

2023年09月12日 | 経済
9月12日 天日に干して乾燥させた大量のトマトが、トルコ東部のビトリス県からヨーロッパ、とくにイタリアに送られています。イタリアでは、これでパスタやトマトソースをつくっています。

 Hurriyet

トマトは4月に植え、8月9月に収穫されて、天日で乾燥されます。何トンものトマトを半分にカットし、塩を振り、10日から12日間、天日に干して、輸出します。

アディルジェヴァス地区で25年間、トマトをつくってきた農家のジュネイト・デュクさんは、乾燥トマトを始めたのは最近のことだと、地元メディアに語りました。「昨年、私たちは100アールの土地で、日干しトマトビジネスを始めました。今年はもっと増やして、250アールの畑を使いました。乾燥トマトはヨーロッパ、とくにイタリアに輸出しています。

乾燥トマトはパスタやソースやピザをつくるのに使われます。私たちはこの地方に働き口をつくる助けにもなっています。今年、私たちは150人から200人の人に働いてもらいました。今後はもっと働き手を増やし、この地方の職を求める人と農家双方に貢献します」

デュクさんは、今年は4000トンのトマトを乾燥させたと言いました。「フレッシュなトマト12キロから、乾燥トマト1キロができます。近県の農家からフレッシュなトマトを買うこともあります」

日干しトマトの輸出業者イスマイル・ミュルセリムさんは、南東部で10年間トマトを育ててきたが、2年前からビトリスでこの仕事をしていると言いました。「私たちは農家から買ったトマトを、カットし、塩を振り、乾燥させて、輸出しています」


マルマラ海でコイワシが去年の2倍の豊漁

9月1日に禁漁期が終わって、マルマラ海に魚網を投げた漁師たちは、コイワシが昨年に比べて2倍の豊漁だと言っています。

 Hurriyet

「たった1週間でコイワシが747トン以上獲れました。去年の今頃は416トンでした」と、イスタンブルのベイリクデュジュ地区の魚市場で、漁師たちが言いました。1173トンという膨大な量の魚が、1週間、市場で売られました。コイワシ、イワシ、タイ、カツオ、ボラ、マグロなどが消費者に最も人気があります。

「今年はマルマラ海でコイワシが豊漁です。コイワシはいま、漁獲量の約70%を占めています。去年よりばっちり増えていますね」と、市の上級職員のハムディ・アルパさんは言いました。アルパさんはまた、以前はたくさん獲れたカツオが今年はあまり獲れないかもしれないと予想していますが、漁師たちも同様の予想です。

マルマラ海は豊漁ですが、今年の黒海はまだ不漁で、北部の漁師たちはマルマラ海にトライしようとしています。黒海の水温が平年より5度も高いままで、マルマラ海の豊漁とは対照的に、漁業に悪影響を及ぼしています。

「この状態は魚群の形成に好ましくなく、漁獲高にも悪影響になります。魚がいても、魚群が分散するため、望ましい量の収穫ができません」と、カラデニス工業大学の「海洋科学・技術研究所」のアフメト・ジェマル所長は言いました。


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