トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

チュラル・ビーチがウミガメの孵化シーズンになった

2023年09月27日 | 国内
9月28日 アンタリヤのチュラル・ビーチでは、今年のカレッタ・カレッタ(アカウミガメ)の巣ごもりシーズンが終わり、120の巣から出た赤ちゃんウミガメ5000匹が海へ向かって旅に出ました。

 Hurriyet

巣ごもりシーズンが始まる5月に、ウミガメは卵を産みます。チュラル・ビーチで孵化した赤ちゃんの数は、昨年に比べて38%も増えました。確認された120の巣の中に、9800個の卵が記録され、この卵から生まれた5332匹の赤ちゃんガメが無事、海にたどりつきました。

孵化シーズンの終わりに、最後に生まれたカレッタ・カレッタ、すなわちアカウミガメが、世界的に有名なチュラル・ビーチの地中海にたどりつきました。活動家たちはアカウミガメたちを絶滅危惧種の動物として、慎重に観察しています。

「これらの動物の存在を守っていく責任は、人類に課された義務です。地元の人々も、訪れるツーリストも、カメたちを守る重要な役割を果たしています。カメの赤ちゃんたちの海への旅を見るために、400~500人のツーリストがやってきます」とケメル地区のアフメト・ソルマズ区長は言いました。


トルコはアルメニアへの天然ガス輸出の協定に署名した

「トルコ石油パイプライン公社」(BOTAS)が、ルーマニアの「OMV石油」との天然ガス輸出協定に署名したと、声明で発表しました。

 Hurriyet

この協定によって、10月1日から、トルコからルーマニアへのパイプラインによるガス配送が始まり、2025年3月31日まで、1日に400万立方メートルの天然ガスが供給されると、声明は言っています。

声明によると、両社は、天然ガス貿易の他に、送電、貯蔵、生産、グリーンエネルギー技術などの分野で、協力を発展させることで合意しました。ギリシア、ブルガリア、ハンガリーなどの国々と、天然ガス輸出の協定を結んでいるBOTASは、近隣市場とヨーロッパへのエネルギー供給に貢献度を増しつつあると、声明は言っています。

BOTASは、多くの国と企業との新たな輸出協定の交渉をつづけると言い、3年以内に、トルコのトップ10の輸出企業のひとつになることを目標にしていると付言しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エドワード王子がカバタシュ高校を訪問

2023年09月27日 | 国内
9月27日 エディンバラ公エドワード王子が、国際教育機関のプロジェクトの一環として、トルコで最も権威あり高校のひとつ、カバタシュ高校を訪問しました。

 Hurriyet

エドワード王子は高度な安全対策の下、9月25日の朝、カバタシュ高校に到着しました。2時間の訪問中、王子は、「国際エディンバラ賞」プログラムに参加した学生たちの作品を見学しました。エドワード王子はプロジェクトに参加した学生たちと会話し、展示された手工芸品を見学しました。

音楽グループの学生たちが、王子のために演奏しました。王子は学生の1人とピンポンを楽しみ、ロボット・チームの学生たちの話を聞き、一人一人と対話し、ボスフォラス海峡を見渡す、歴史ある学校の校庭で寫眞を撮りました。

王子の母エリザベス2世も、かつてこの高校を訪れています。ムハッレム・バイラク校長はエドワード王子に、2008年にエリザベス女王が訪れたときの寫眞や、ゲストブックに残る女王の署名などを贈りました。王子もゲストブックに署名し、学校の 階段で学生や教師たちと寫眞を撮りました。


イスタンブルがロシア移民たちにとって最も手頃な移住先になった

トルコ最大の都市イスタンブルが、ウクライナ戦争の勃発後、自国を去るロシア人たちにとって、最も人気のある移住先になったと、ロシアの日刊紙が報じました。

 Hurriyet

コムソモルスカヤ・プラヴダ紙によると、2022年2月24日に始まった戦争でロシアを去った人々の数を見ると、自国を去った人々の多くは、近隣諸国と、ロシア人の移住手続きが比較的らくな独立国家共同体の国々に定住することを選んでいます。ロシア人たちが優先的に居住した都市は、イスタンブルのほか、セルビアのベルグラード、アルメニアのイエレヴァン、ジョージアのトリビシ、カザフスタンのアルマティなどです。

これらの都市での生活費は、ロシア、とくにモスクワの生活費より安いのが、第1の利点でしたが、ロシアの移民たちの大量流入のため、物価は急速に高騰しました。これらの都市の多くでは生活費が上がり、ロシア人たちはモスクワ以上になったと言っています。

この調査では、各都市の1か月の生活費を計算するのに、1ベッドルームのアパートを借り、カフェで一杯のコーヒーを楽しみ、映画に行き、週に1度、スーパーで食料品を買い、タクシーに乗り、レストランで食事をし、ジムに通い、 高速インタネットと携帯電話を使うような生活を基本的ニーズとしています。


   「ときどきダイアリー」へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする