トルコの沿岸警備隊に救われたシリア人の赤ちゃん

８月８日　トルコの沿岸警備隊に救われたシリア移民の赤ちゃんの心温まる寫眞がＳＮＳでひろがっています。

　Hurriyet

ほんとの親子みたいですね。

８月２日、エーゲ海岸のアイドゥン県ディディム地区から、プラスティックの小舟で海に出ようとしていた移民のグループを見た地元民が、沿岸警備隊に通報しました。警備隊は、１１人の子供を含む５０人の移民が乗った小舟を止めました。舟にはシリア人３８人、コンゴ人９人、エリトリア人２人、エチオピア人１人が乗っていました。

この写真は、救出作戦後に撮られました。沿岸警備隊員に抱かれて微笑む赤ちゃんの写真は、ＳＮＳであっというまにひろがりました。

８月１日～５日の間に、トルコ経由でヨーロッパに行こうとしていたシリア人移民２３６人が、トルコ沿岸警備隊によって救助されましたが、そのうちの少なくとも１００人は、子供と乳児でした。８月初めの５日間だけで、トルコからギリシャの島へ渡ろうとした移民は２９９人もいました。

・・・エーゲ海経由でヨーロッパに行こうとする人が、いまも絶えないようですね。

　

トルコの空港を通過する乗客も貨物も増えた

トルコの空港を通過する乗客数が、２０１７年１月～７月、昨年に比して７．４％増加したと、８月７日、空港当局が発表しました。

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国家空港総局によると、１月～７月、１億５００万人の人々がトルコの空港を通過しました。これは昨年同期より、９７９０万人の増加です。同じ期間、国外からの乗客数は１２．４％増え、４４２０万人に達しました。貨物も、昨年に比して８．５％増加し、１８０万トンになりました。

イスタンブルのアタテュルク空港は、いまもトルコで最も離着陸便数の多い空港です。２位はアジア側のサビナ・ギョクチェン空港、３位がアンカラのエセンボーア空港です。

ハッカリ県で、ＰＫＫとの戦闘で警官死亡

南東部ハッカリ県で、６日、治安部隊と非合法組織クルド労働者党（ＰＫＫ）の戦闘が起こり、警官１名が死亡しました。

　Hurriyet

シェムディンリ地区で起こった戦闘では、もう１人の警官が負傷し、ハッカリ国立病院に運ばれたと、知事事務所が発表しました。また、東部ビンギョル県知事事務所によると、同県アダクル地区では、８月６日、対テロ作戦で、ＰＫＫ戦闘員１人が死亡しました。８月５日、南東部シュルナク県ウルデレ地区で、トルコ軍が行った作戦で、ＰＫＫ戦闘員２名が死亡しました。

８月４日、参謀本部の発表した声明によると、国境近くでテロ攻撃を計画中だった戦闘員たちが、砲兵隊によって殺害されました。南東部ハッカリ県と東部のヴァン県とアール県でも作戦が行われました。ヴァン県のチャルドゥランでは、手製爆発物が発見されました。アール県のドーウバヤジット地区では、約４２キロの爆発物と可燃性物質が押収されました。

…南東部では、いまだにＰＫＫと治安部隊の衝突で、毎日のように、双方に死者や負傷者が出ています。悲しいことです。

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