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ハイダルパシャ駅に火災探知システムが設置される

2024年10月13日 | 国内
10月14日 イスタンブル当局は歴史的なハイダルパシャ駅の防火対策に取り組んでいます。アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相は、進行中の修復校Ⓙの一環として、新たに火災探知・消火システムを設置する計画を発表しました。

 Hurriyet

多くの消防署が推奨しているこのシステムは、火災を探知し、消防隊が現場に着く前に火がひろがるのを防ぐよう設計されています。「火災探知・消火システムの現場での使用調査はまだ進行中です」と、ウラルオール運輸相は国会での質問に応えて言いました。

運輸相によると、現在行われている修復作業には、屋根、屋根裏、2つの塔、待合室、化粧レンガ、ステンドグラス、木製の窓とシャッターの修復と、ファサードの照明の設置、補強作業などが含まれています。

修復作業が終了すれば、列車の運行は再開すると、ウラルオール運輸相は言いました。116年昔に建てられたこの歴史的建造物は、トルコの重要なランドマークのひとつでもあります。

駅舎は2010年11月28日の大火で大きな被害を受け、屋根は崩壊し、駅舎の数か所は使用不能になりました。修復作業中の発掘で、考古学的遺跡が出土しましたが、遺跡の整備を含めて、修復作業は年内に終わる予定だそうです。


イスタンブルに豪雨、寒波がトルコを襲う

10月12日、豪雨がイスタンブルを激しく見舞い、日常生活を麻痺させました。英国拠点のWXChart のデータによると、10月25日には、寒波はトルコ全土を襲うと予想されます。

 Hurriyet

イスタンブルでは激流のような雨のため、数か所に水たまりができ、交通渋滞と事故が多発しました。雨の後、キュチュクメジェ地区では地滑りが起こり、5階建てのアパートの塀が崩壊しました。当局は事前に住民を避難させました。
イスタンブル空港では、雷雲と豪雨のため、何便かのフライトは着陸前に空中旋回を強いられました。

今後、全国で広範に激しい降雨があり、気温は全国的に大きく下がると思われます。トルコ東部、とくに北部のトラブゾンとエラズー、中央アナトリアのシワスは、マイナス4度から7度まで下がるだろうと予想されます。東部エルジンジャンは、マイナス11度まで下がるかもしれません。

「今週の後半は暖房具と冬服を用意しなければなりません。冬のような秋は、10月17日から始まるでしょう」と気象学博士のオルハン・シェン教授は指摘しています。

「アナトリアの山々は、来週末には雪が見られ、全国で雨が気温を下げるでしょう」とシェン教授は付言しました。


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