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南キプロスが北キプロスでのガソリン購入を禁じた

2018年07月01日 | 国際
7月2日 市民がトルコ・キプロスでガソリンを買うことを禁じたギリシャ・キプロスのやりかたを、トルコ・キプロスは批判しています。

 Hurriyet

「ギリシャ・キプロスは北側(トルコ・キプロス)でガソリンを買わせないために、新しい犯罪条令を導入して消費者を脅しています。これは許容しがたい状況です」と、トルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領の報道官バルシュ・ブルジュ氏が、6月29日、声明を出して言いました。

南北キプロスは2つのコミュニティの関係を良好に保っていく責任があると、ブルジュ報道官は言いました。トルコ・キプロスはつねに責任を持って行動してきたが、ギリシャ側はいつも信頼の構築に逆らってきたと、彼は言いました。

島内での制約なしの携帯電話の使用や、配電関係の永続的な整備も、ギリシャ側の否定的な姿勢のために実施されないままだと、報道官は指摘しました。トルコ・キプロス人が南側で嫌がらせを受けることもあるということです。

「ギリシャ・キプロス当局は、南の市民たちに、北側でガソリンを買ったら、新しい犯罪条令によって罰金を科すと発表しました」と、ブルジュ氏は言いました。「トルコ・キプロスのガソリンの価格は、ギリシャ・キプロスより高いときも、安いときもあります。トルコ・キプロスは、ギリシャ側のガソリンの値段がずっと安いときでも、消費者を脅したりしません。どちらで買うかは消費者の自由です」


「クルチュダルオール氏に替わって党首になる気はない」インジェ氏

最大野党・共和人民党(CHP)の大統領候補ムハッレム・インジェ氏が党内の論議に応えて、自分はケマル・クルチュダルオール氏に替わってCHPの党首になろうとは思っていないと言い、自分は8100万人の国民の大統領になるという使命に邁進しつづけると付言しました。

 Hurriyet

24日の選挙結果後、CHP党内ではインジェ氏を党首にすべきではないかという議論が噴出してきましたが、7月1日、インジェ氏は、「私はクルチュダルオール氏と競争する気はない。私は私を大統領候補に推してくれた人に対して、そんな不誠実なことはしない」と言いました。

6月24日の選挙で、最大野党CHPは22%の票を得ましたが、CHPの大統領候補インジェ氏は30%の票を獲得しました。その結果、現党首に対する批判が起こり、リーダーの辞任を求める党員や支持者も出てきました。

「私は党首の座を望んでいない。私はトルコを統治したい。私は5年以内に選挙があると思っている」とインジェ氏は言っています。新しい政党を結成するという話も、彼は否定し、「まえにも約束したように、私はこれから、トルコ全国81県を訪れる」と、くり返しました。


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