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イスタンブルに水を供給する3つのダムの水位が低下

2023年07月04日 | 国内
7月4日 夏がやってきましたが、イスタンブルに水を供給している3つの主要なダムの水位が5%まで下がり、ひとつのダムはほとんど干上がって草に覆われています。

 Hurriyet

イスタンブルの上下水道局のデータによると、北西部クルクラーレリ県ヴィゼ地区にあるカザンデレ・ダム、パブチュデレ・ダム、イスタンジャラル・ダムの水位は、それぞれ、5.14%、3.9%、33.28%になっています。カザンデレ・ダムはほとんど干上がって、草で蔽われ、家畜の飼育場になっています。

テキルダー・ナムク・ケマル大学工学部長ロクマン・ハカン・テジェル教授は、水位低下の主要な理由は、気候変動、地球温暖化、降水の減少、季節の変化だと語りました。「私たちは気象変動とともに暮らし、新しい現実に適応しなければなりません。イスタンブルに水を提供しているカザンデレ・ダムとパブチュデレ・ダムは、この10年間で最低レベルになりました」

人々は気象変動による状況に適応しなければならないと、テジェル教授は言いました。「人々は責任をもって、水資源を使わなければなりません」

企業は水の消費を減らすために、水の管理に取り組み、産業部門や農業で、もっと効率よい水の使用を促進すべきだと、教授は言いました。「これは世界中の国々にとって、緊急の問題です。気象変動に適応できるサイクルをつくることが重要です。企業も国家も、この緊急の問題に取り組み、政治的行動を起こさなければなりません」


トルコとエジプトは大使を再任、長年の緊張関係に終止符を打つ

エジプトとトルコは、7月4日、和解へ向かって、ひさかたぶりい大使を任命し、外交関係の修復へ、さらなる一歩を踏み出しました。

Hurriyet

両国は共同声明で、トルコは駐エジプト・トルコ大使としてサリフ・ムトゥル・シェン氏を任命し、エジプトは駐トルコ・エジプト大使としてアムル・エルハマミー氏を任命したと発表しました。

「このステップは、両国の正常な関係を再確認することが目的で、トルコとエジプトの国民の利益のために、両国の結束を強化する両国の決意を示すものである」と声明は述べています。


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