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トルコ軍がギリシア軍によって押し戻された移民84人を救助した

2023年07月04日 | 国際
7月5日 トルコの沿岸警備隊が、チャナッカレの沖合で、ギリシア当局によって押し戻された84人の不法移民を救助しました。

 Hurriyet

警備隊は、不法移民の集団がチャナッカレ県アイワジュクの沖合で漂流しているという情報を得て救助作戦を開始しました。総計86人の不法移民は、ギリシア軍によってトルコ領海に押し戻され、イカダとゴムボートに乗って漂流していました。

ギリシアは移民の亡命申請を受けつけず、しばしば非人間的なやりかたで移民を追放するとして非難されてきました。ギリシア政府は、被害者、人権団体、トルコの無人機による証拠から国連の担当者による主張まで、すべて否定しています。

最近も、81人の移民が南部ギリシアの沖合で難破し、命を落としました。


「コーランが燃やされたのはヘイト・クライムだ」エルドアン大統領

エルドアン大統領は、最近、スエーデンの首都ストックホルムで、聖なるコーランが燃やされたことを強く非難し、このようなヘイト・クライム(憎悪犯罪)は思想の自由として正当化できるものではないと力説しました。

 Hurriyet

「教会やシナゴーグその他、信仰の社に火を放つことが許されないように、聖なるコーランを燃やす自由はあり得ません」と、エルドアン大統領は、7月3日、閣僚会議後のスピーチで言いました。

まもなく、トルコ、NATO,スエーデン当局が、スエーデンのNATO加盟に関して、重要な会談をすることになっています。この会談は、NATOの年次サミットが7月11,12日、リトアニアの首都ヴィルニウスで行われる前に、スエーデンの加盟を批准するようトルコを説得するのが主要な目的です。

トルコはスエーデンに、テロとの戦いでもっと具体的な対策を求めています。エルドアン大統領は、すべての聖なる書を守り、敬うことを求め、自由は宗教に対する偏狭な考えを扇動する行動にまで拡大するべきではないと語りました。

エルドアン大統領はモスクとコーランの重要性を強調し、これらの神聖なシンボルに対する侮辱は、ムスリム社会だけでなく、宗教の自由と敬意の原則への非礼だとつづけました。

エルドアン大統領はヘイト・クライムを犯す者を強く非難し、イスラモフォビア(イスラム嫌い)とクセノフォビア(外国人嫌い)をひろめようという彼らの意図は明らかだと指摘しました。


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