今年のぼたんではありません。画像の状態は変わらず闇の中
日ざし欲り日ざしに傷み寒牡丹 矢島 久栄
わが胸は妻を蔵せり寒牡丹 森 澄雄
かうかうと風は過ぎゆく寒牡丹 丸山哲郎
訪ねてはどのぼうたんも愛しと思う 皓子
(はしともう)
今年のぼたんではありません。画像の状態は変わらず闇の中
日ざし欲り日ざしに傷み寒牡丹 矢島 久栄
わが胸は妻を蔵せり寒牡丹 森 澄雄
かうかうと風は過ぎゆく寒牡丹 丸山哲郎
訪ねてはどのぼうたんも愛しと思う 皓子
(はしともう)
誰か来て星入り氷柱に声かけし 皓子
草の戸の星入り氷柱我も得し 皓子
星降りし窓辺のつらら賑わしや 皓子
星入り氷柱などと名づけてよぶが、すべて天地の成り立ちから
必然あるいは自然の」出来事かもしれない。
解り易い和歌に
淋しさの極みに耐えて天地に寄する命をつくづくと思う
伊藤左千夫のよく知られた詩がある
近代短歌で復活した天地(あめつち)は世界の成り立ちを詠むに
ふさわしいく意識する。氷柱に転じて星を孕むことは、
想像してもたいへん楽しく夢の世界に誘われる。
戸外の色彩のない冬の緑のセンターはにぎわっていた。
自宅に花を挿しても飾っても限度がある。
我が家でも鉢の花がいくつか咲いているが、緑の・・・とは規模が違う。
やはり彩を求めての来客かもしれない。
マグニフィカとサルオガセ」
右ムラサキオモト
ゴムの木の新芽が鮮やかな真紅を際立たせていたが、木々の影だ。
湿度が非常に高くレンズを幾度となく拭く。
人の身体には良い効果と思う。