写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

啓蟄

2012-03-05 | 日記

浴室に蜘蛛が力なく出てきた。好きにななれない。

「いいことでしょう」などと言う漢がいていやだ!

日本アカデミー賞の各部門で賞を授与された映画「八日目の蝉」は原作角田光代。

好きな作品なので嬉しい。

そのほかトレッキング関係の著書もあるが、思いがけない発想と言葉づかいに惹かれる。

啓蟄のきょう、蝉のはかない一生を思う。

蝉はほとんどを地中で過ごし、数年かかり成虫になり地上に出て約一週間で果てる。

啓蟄や残りの夢は森の中   谷村 登志子


写真とエッセイの森

過去・現在・未来の写真と物語