冬の花ダイモンジソウの開化が終わる.
これを最後に庭は冬眠に入った。
すずしいところに置き切り花で楽しんだダイモンジソウも、終わる。
近世ななり、「ふるさと求めて花1匁」と金銭にかかわる詩が生まれた。
「万智ちやんがほしいと言われ心だけついていきたい花いちもんめ(俵万智 サラダ記念日)
文学少女の空想の中にあそぶ恋愛の気分。
重く歌われた「花一匁」はサラダ感覚の軽さで明るくなった。
気配にもゆらぐ可憐さだいもんじそう・・・皓子
1匁あるかなしの大文字草が胸にのこる。