アヤメ
ハマナス
ホタルブクロ
花名は不明
羅織縫ふいかなる人を装はむ 皓子
羅織とはレースのような織物で夏に装う、うすものです。
おもに夏羽織やコートにします。
句は俳誌の巻頭句に推薦されていました。
ことごとく忘れていました。
アストランティア・ローマに出合ったときから記憶の中の
何かを思い出そうとしていましたが
この花のイメージが羅織だったのです。
アストランティア・マヨール
アストランティア・ローマ
潮騒や渡来の薔薇に子守唄 皓子
母がまだ健在のとき来たことに思を馳せ、園内のベンチから
バラを眺め、思い出に懐かしくなりました。
バラの種類(品種)はずいぶん変わっていました。
ほとんどが近年の外国種のようです。でも
バラはバラ。香りと美しさは素晴らしい。
ロサ・クラウカ
(葉の色合いがグレーのよう)
ネバダ
(今まで見た中で一番大きい一輪が15センチ位)
2年ぶりのサロベツはエゾカンゾウの最盛期でした。
にもかかわらず、人はまばらで震災の自粛が
続いているかのように感じます。
開花が遅れたそうですが自然は例年の
サイクルで美しい花をさかせる。
自然の偉大さに感嘆いたしました。