写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

うすものの季節

2011-07-08 | 花日記

羅織縫ふいかなる人を装はむ    皓子

羅織とはレースのような織物で夏に装う、うすものです。

おもに夏羽織やコートにします。

句は俳誌の巻頭句に推薦されていました。

ことごとく忘れていました。

アストランティア・ローマに出合ったときから記憶の中の

何かを思い出そうとしていましたが

この花のイメージが羅織だったのです。

 

アストランティア・マヨール

アストランティア・ローマ


羽幌バラ園

2011-07-06 | 花日記

潮騒や渡来の薔薇に子守唄    皓子

母がまだ健在のとき来たことに思を馳せ、園内のベンチから

バラを眺め、思い出に懐かしくなりました。

バラの種類(品種)はずいぶん変わっていました。

ほとんどが近年の外国種のようです。でも

バラはバラ。香りと美しさは素晴らしい。

ロサ・クラウカ

(葉の色合いがグレーのよう)

ネバダ

(今まで見た中で一番大きい一輪が15センチ位)


サロベツ原生花園&湿原

2011-07-04 | 花日記

2年ぶりのサロベツはエゾカンゾウの最盛期でした。

にもかかわらず、人はまばらで震災の自粛が

続いているかのように感じます。

開花が遅れたそうですが自然は例年の

サイクルで美しい花をさかせる。

自然の偉大さに感嘆いたしました。

 


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過去・現在・未来の写真と物語