砂丘屋ブログ

鳥取市今町にある居酒屋店主の
日々の泡とか

7月22日 土曜日は休みです

2023-07-16 | 日記
そういえば今週末はライブ&出店だった。にもかかわらず毎日10時間くらい本ばかり読んですごす日々はそれはそれは楽しくてあっという間に20日ほど過ぎた。

今朝起きた時、突如かられた不安は次第に大きくなり、なんでライブなんか引き受けたのかと悔み、せめて店にお客さんでも来てくれればと思ってみたが誰も現れない夏の夕。

たぶん、いや確実に着実に進んだ劣化に向き合うためそろそろ楽器を手にとってみようと思う。

今週土曜は店休みます。

おっ、お客さん来られたー よがったっ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

物価高

2023-07-16 | 日記
仕入れに行きましたが、バジルとワカメしか買えず負けた気持ちで帰ってきました。魚が信じられないくらい高い!
もはやセレブの食べ物か?そういえば45年くらい前かな自分が子供の頃、父がほんとに魚がとれなくなったなあとよく言ってたけど。底びき漁で根こそぎとりつくしてしまうことを心配してた父に、なっ言ったとおりだろって言われそう。

というわけで本日はお子様メニュー大会です。コロッケ、玉子焼き、焼売、ポテサラ、ウインナー春巻き、鳥唐南蛮、
豚キムチ焼きそばなど。

後方腕組み彼氏面 こうほううでぐみかれしづら。若い子が使う言葉らしいけど、なんか気に入りました。様子をうまくまとめたなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

琵琶盛衰記

2023-07-11 | 日記
朝10時から読み始めて12時間。やっと読み終わりました。最初から終わりまですべてにおいてびわびわしてる本です。特に明治44年北海道生まれの鶴田錦史さんの解説はとても興味深い。画像1番左のオールバックサングラスの男前が鶴田さん。ちなみに鶴田さんは女性です。ルックスもインパクト大ですが、なによりその琵琶の世界に驚愕です。あまり音源は残ってなく只今物色中ですがノヴェンバー ステップスあたりは動画でも見られると思います。

近頃にわか琵琶びいきなので、もう少し琵琶の現状がなんとかならないかと無責任に思ったり。西洋音楽に浸りきった自分が言うことではないけど…

明治になって人の嗜好も変わっだろうし、音楽とは西洋音楽なりという劣等感全開政策のおかげもありすたれていったのかなあ。日本のオーケストラの数は世界一らしいですがオーケストラの西洋音楽は世界どこでもあるけど、江戸時代まで続いた一般民衆の民族音楽の流れは途絶えてしまったのが残念です。あと、琵琶や尺八の音に鳥や虫、動物、風、水、人の心をきちんと理解できない自分の感性も残念です。ドレミファの平均律に慣れきった人間ですが只今邦楽勉強中です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地だこ

2023-07-10 | お店情報
定休日前、予約なし、本日おつまみ少なめです。が、今朝どれの地だこがあります!目と目の間に包丁を刺してしめるんですが最近生き物をしめることがちょっとつらくなってきました。年をとったせいでしょうか?

お造り、バジルタコポテサラ、アンチョビカルパッチョ、焼き海苔タコチャーハンなどができます。なんかちょっとグロい…

タコに合うお酒はこれ!龍勢生生。程よい酸と軽い渋み。非常にバランスのよいお酒です。最近のお気に入り&一押し酒です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メラニーフェイ

2023-07-08 | 日記
しかし、毎日すごい勢いで除湿機に水が溜まっていきますね。こんな感じでお金も貯まっていくといいけど。

最近。寝るのが明るくなってからという生活なのでここらで立て直すべく今日から早寝です。おやすみミュージックはメラニーフェイ。アメリカの若くてかわいい女ギター弾きです。いわゆるネオソウル系なんでしょうがとにかくかっこいい。あんなふうに弾けたらさぞ楽しかろう。明日は早起きして仕入れにいきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

首折れ鯖

2023-07-07 | お店情報
今日は今朝どれの首折れ鯖がいます!酢締めにしたあと昆布締めにしました。その他の朝どれシリーズは鯵、小いか。で、本日の一押しは鮎と茄子の炊き合わせです。

今日は七夕。山で笹をとってきたけどすでに弱り気味。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PLAN75

2023-07-07 | 日記
たまにはアニメではないのを観てみようとPLAN75って作品を借りてきました。75才になると自ら死を選択できるようになったとされる未来の日本の話。そんなことがあるのかなあと寝っ転がって観てましたが、もしかしたらあるかも?と次第に思い始めました。これから先、AIざんまいの世の中になり友達付き合いも、交際相手も、サッカーチームの編成も音楽も宗教もAIに頼るようになり、何十年かしてすっかり慣れ親しみAIをほとんどの人が手放せなくなり
信頼しきった頃にAIが決定すれば人は従うのではないか?いま、平安、鎌倉、室町、江戸と昔の物語にどハマりしてるからそんな風に思うのかなあー。昔は良かったと懐かしむことはしても今の生活を手放せないからこれから先もきっとそうなんだろう。

昔の物語は自分に寄り添ってくれてる感じがします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

調理場隠語

2023-07-07 | 日記
寝ながら浮世絵本見てたら山くじらと描かれた絵が。山くじらは獣肉のこと。横の方に描いてある○やきは丸焼きの事だろうとここまでは分かったけど問題は十三里。解説に頼らず解明したくてあれこれ考えたけど謎。答えはさつまいもだそうな。九里=栗 四里=より つまり栗より美味しいということでさつまいもが九里+4里で13里…。こんなもん分かるかっ!とツッコミたくなったけどまあ、江戸っ子は言葉遊び大好きですからね。ちなみに和食の調理場でさつまいもは丸十。薩摩藩の旗が○に十だからと遠い昔に教わりました。かぼちゃは南京、きゅうりは利休、みかんは紀州、山椒は有馬などたくさんあります。あと縁起の悪い言葉を嫌うのですり鉢はあたり鉢。なのですり棒もあたり棒。梨は有りの実。梨=無しとは言ってはいけないわけです。あと食材以外では急ぎはせきまえ、調理した物や食材が無くなっときは山。古い食材は兄貴、新しいものは弟など。

その昔、山うなぎといえば自然薯のことですが、もうひとつの意味はヘビです。なので山うなぎ飯だと自然薯ご飯なのかヘビの炊き込みご飯なのか? ちなみにヘビの山うなぎ飯の作り方はヘビを生きたまま皮を剥ぎ、それを米の入った釜に入れ苦しくなったヘビが蓋に開けた穴から顔を出したまま炊き上げその後ヘビの頭を引っ張るとキレイに身がほぐれるそうです。ちなみに味は肝油ごとく酷く脂っぽいと本に書かれておりました。

以上、調理場隠語のはなしでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浮世絵本

2023-07-06 | 日記
浮世絵ED−LIFEって本を読んでます。NHKテレビで放送してたものの活字版らしいですが、この10年テレビがないので全く知りませんでした。浮世絵を美術としてではなく、仕掛けや情報、洒落などを紐解いていく解説本。

どれもこれも興味深いものばかりですが1番心惹かれるのがこれ。浅草酉の市

解説を読む前ひと目みただけでその儚さにもっていかれましたが解説を読むと尚一層深まります。窓下の壁に描かれてるのは雀でこれをみただけで当時の江戸の人は意味が分かったそうです。吉原にしばしば通う客を吉原雀といったそうなので、ここは吉原、猫の主人は遊女となります。画像では暗くてわからないですが窓の外には酉の市で賑わう人々、寝ぐらにかえる雁の群れと雪化粧の富士。ということで時期は旧暦の11月。窓辺には客に出したと思われる手ぬぐいと器。畳には熊手のかんざし。客と酉の市に行ったのかもしれません。当時猫の尻尾が長いと先がふたつに割れて妖怪の猫又になるといわれてました。ここでは尻尾の短い猫なので少し救われます。あと勝手な解釈ですが西方面の富士の裾野が色づいているのも趣きがあります。西は極楽浄土。それを窓から見てる猫の後ろ姿がもうなんとも。ちょっと下世話ですがひとつだけ飾りの違うかんざしはおかめと松茸。屏風の奥のことを示唆してます。

これを1857年に描いた広重さんと彫師、摺師の方の技術はもちろんなんですがその感性がほんとすばらしい。

なんかアニメ的だなあと思います。絵もそうだし視点もだし分業制だし。だから自分はアニメが好きなんだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は休みです。

2023-07-02 | 日記
ライブを見るために湯梨浜にきましたが、なぜ図書館で特攻隊の本をよんでるのか自分でも謎です。なんか気がすすまず、誰にも会わずここで静かにしていたいけどそうもいかないのでそろそろ向かいます。
ここは16才の夏、自転車旅で立ち寄った東郷湖。あれから38年も経ちました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする