日記

日々のあれこれ

わが郷愁旅行香川編

2022年11月22日 | 旅行

最近は出歩いてばかりいるので、写真整理が追い付かず、話しがあちこち飛びますが、どうかお許しを。

11/20日曜日、雨の予報が見事に外れ、暑いほどの秋晴れです。

旅行支援で泊まった宿は、地図でよく見ると母の実家に近いので行くことにしました。

空港の南から高松方面へ向かいます。

懐かしの池が見えてきました。

向こうの堤の上を、いとこたち、弟たちと歩いて左方向にある別の親戚へよく遊びに行きました。ここはもう別の郡でした。今は郡ってあるのかしら?

堤は記憶では500mくらいもあったのですが、今見ると小さな池。

池の奥、今私が立つところは山で、その奥は未知の世界でしたが、今は道路が縦横に走り開けた場所になっています。

別の親戚は、空港の用地として山を売り、代金は現金で自宅へ銀行員が持って来たそうで。その頃は振り込みってなかったのでしょうか。40年以上前かな・・・うろ覚え。

家にお金がたくさんあるけん、先生見に来いって、孫が学校で自慢したと、母の姉(伯母)が笑っていた。

面白い伯母だった。法事で話を聞くのが楽しかった。私の性格はこの叔母に似ているかも。

笑うと細い目がますます細くなり、顔全体が平らに。邪心の全くない子供のような人だった。

さらに高松方面へ。

この道は昔はなかったので、ちょっとわかりにくかったけど・・・

向こうの池は昔のまま。昨夜、またまた腰が痛くなった夫は下の道で待っています。

石垣の上が母の実家です。

45年ぶりくらいでしょうか。すっかり変わってしまいました。

私をかわいがってくれた伯父夫婦はもういないので、この日は訪ねるのは遠慮しました。

でも家が見られてよかったです。

鶏小屋、藁ぶき屋根の母屋、納屋に牛小屋はなくなり、家が何棟も建っています。

亡くなった従兄が、会社を興し、議員もしていたので、その頃がいちばん人の出入りも多かったことでしょう。

その従兄もずいぶん前に亡くなりました。

裏山もとても深いと思っていたのに、あんなに低かったかしら?

とにかくこの付近は歩いて歩いて、みんなで遊んで遊んで、池でも泳いで、とっても楽しかった。

付近はみんな同じ苗字の家。

あの家の3つくらい年下のあけみちゃんとよく遊んだ。ツクシ取ったり、山を越えて遠くへ行ったり。

今はどこかでいいおばあちゃんになっていることでしょう。


高松市内からだと電車とバスを乗り継いで1時間、そこから山道を40分くらい歩いて行くのが母の実家。

先日は車であっという間に通りすぎるのでびっくり。

途中で休んだ大きなムクノキも消滅。

冬の夜、母と私達きょうだいを伯父がバス停まで自転車で迎えに来てくれたことがある。5人で暗い夜道を母の実家まで行きながら、伯父が自転車の灯がちょっとだけついているから道が分かると話していた。

我が実家へ来るときは背広に、足袋、下駄ばき、自転車で。豪放磊落な人だった。

祖父母が早くに亡くなっていたので、この伯父にはとてもよくしてもらった。

数年前まで、延々、秋にはカキが届いていた。

いろんなことを一度に思い出し、しみじみとする私。

それを見た夫が、自分も母親の実家を見に行きたいというので、今日はホテルを予約した。来年になりそうですが。

いよいよ、私たちも人生の終盤なんでしょうか。


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