プラスアルファ

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規制緩和して日本を売るつもり?
不安な思いをウダウダ書き散らす日記

百合

2014年12月28日 12時38分48秒 | 辛辣うだうだ放題

なぜ百合と書いて「ゆり」って読むんだろ?
ニホンゴ、ヤッパリムズカシイネ~。

ユリで頭に浮かぶのが「ユリゴコロ」という小説。
著者は沼田まほかる。
彼女の作品って、まずタイトルから目を引く。
「彼女がその名を知らない鳥たち」とか、「猫鳴り」とか……。
で、彼女の書くものは全部面白い。
イッキ読みしちゃうから、毎回『次はいつ??』ってカンジで、
ずぅ~っと、新しい作品が出るのを待っているんだけど……。

というか、ご存知ない方のために……
この人のジャンルはミステリーで、
巷の人たちには、『読後感がよろしくない』と言われている。
Mはそう思わないけど。
るんるん気分のハッピーエンド好きな人には向かないかも。

人は自分の見たいものしか見えないというけど、
見たくない現実なんかも、見ないふりしているのに、
いつの間にかザラついた現実が見えてきて、
何とも言えない切なさというか哀愁というか、
人間ってカナシイね……ってカンジになる。

人間の本質を容赦なく暴いていくので、
なるほどぉ……、この人ってすごいなぁ……、と、
読むたびに、ぽぉ~~っとなる。

と、今日のタイトル『百合』から沼田まほかる作品の話になっちゃったけど、
ご存知ない方は「ユリゴコロ」を、人の名前と思うかもしれない。
ユリとかユリコとかいう人の物語と思っているアナタ。
それはちょっと安直でありますわよ。ほほほ。

年末年始にかけて、同じ内容のつまらない番組をやってるテレビ。
テレビっ子(いや、おばはん)のMでさえ、テレビ離れしたくなる。
そんな時は日本酒をちびちびやりながら、ゆっくり小説を読みたい。

年末年始の予定は、
もう少しで大掃除が終わるので、これが終わったら買い出し。
まずは食材を買い、お酒をたんまり用意。
そして、DVDのレンタル&100円で読みたい本を大人買い。

キャ~~、考えるだけで幸せ~~。
え? ……百合?
どっかいっちゃった……。


 

 

 

 

 

 

 

 





 

 

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