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未来の選択 第11話 潜入取材

2018-02-05 07:00:00 | 未来の選択 あらすじ

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 未来の選択 第11話 潜入取材 

 

『その前に… …… …… 俺はミレが好きだ!!! …お前は?』

 

キムアナの 突然の公開告白に その場が凍りつく

ジュヒョンは 思わず『俺も好きだ!』と叫んだ

それに倣い ぺ作家もイ・ジェスも みんなが好きだと言い出した…!

 

キム・シンの真剣な告白は たちまちジョークになってしまう

うろたえたミレはその場を離れ すぐにシンが後を追う

あんな場所であんなことを言ったら 誰だってジョークだと思う

ミレは 嬉しいどころか怒りモードでシンを責め立てた…!

 

『あなたは女心を分かってない 私をバカにしてるの?!』

『俺が悪い? あれはお前の兄貴がしたことだ! 俺は真剣に…』

『あなたの真剣さが… 伝わってこない』

 

堂々としてと言われたから 堂々と告白したのに

シンには 何が悪いのかさっぱり分からなかった

ミレは 涙が止まらなくなってその場にいられなくなる

 

セジュは 茫然として暗闇のベンチに座っていた

そんなセジュを気遣い ユギョンが隣りに座る

 

『いつから… 僕を好きになったの?』

 

今の セジュのショックを察することは出来るが

それでもユギョンは どこまでも女心に疎いセジュに苛立ち 去って行く

 

ぺ作家が 放心しているミレのもとへ行き やさしく肩を抱く

そして キムアナが無神経過ぎると怒るミレの態度に

本当に好きなんだね と 気持ちを察する

 

『好きだから腹が立つ どうでもいいなら どこで告白されても平気』

『とにかく今は 夢中で仕事をしたいです』

『そうよね それがいちばん楽だもの』

 

傷ついた心を 仕事で癒すのも悪くない

ところで 今回の潜入取材の企画意図は?

話題を 仕事に切り替えるぺ作家

“この生きにくい世の中で 希望の光を見つけよう”

身の危険を冒してまで 潜入取材をするミレに

ぺ作家は 番組の企画意図を明確に思い出させるのだった

 

いよいよ潜入取材が始まり セジュは客として潜入しミレを見守る

潜入先のミレの場所を 誰もキムアナに教えようとしない

公然とミレに告白したキムアナが知れば 潜入取材が失敗するかも…!

誰もがそう思い 頑なに口を閉ざしていた

 

するとぺ作家が カラオケバー“グレース”だと教える

アルバイトの偽名は“キム・ヒジョン”だと…!

 

さっそく 店のそばまで行くシン

すると 休憩中の男性スタッフが キムアナに気づきファンだという

従妹がここで働いてるから気になって… とつぶやき

ヨロシクと言って名刺を渡す これだけで効果は絶大だ

男性スタッフは 責任をもって自分が守ります!と感激する…!

 

店が見渡せる向かいのカフェに入り シンは セジュを呼び出す

 

『カミングアウトはいつ?』

『まだ決めていません』

『俺はいつクビに?』

『…は?』

『こっちの転職も そっちの後任決めも時間がかかる

解雇するなら 事前に時期を知らせるべきでは?』

 

セジュは呆れたように そんな心の狭い男だと? と笑う

それでもシンは ちゃんと教えろと迫る…!

途端に真剣な表情になり 身を乗り出すセジュ

 

『僕は 仕事に私情は挟まない

それに 局内でも最高の“商品”を 簡単に捨てたりはしませんよ』

 

カラオケバーでは

 

ヒジョン(ミレ)が キムアナの従妹だと すぐに広まってしまった

たった今 本人が来ていたと聞き うろたえるミレ!

 

一方 ナ・ジュヒョンは

 

DNA検査の結果報告が届き 茫然としていた

まさか そんなことがあってはいけないのに…

妹と 未来から来たという“年上の妹”は 同一人物だと判明した

 

ジュヒョンが 真っ先に連絡を取ったのは “未来のミレ”だった

これまでの非礼を詫び 是非 顔を見て話したいと…

 

母親のような年上の人に 妹のように話すのも 何だかぎこちないが

妹だと分かった以上は やはり兄として接したいジュヒョンだった

 

“未来のミレ”は 25年後の兄妹仲について 20年は会ってないという

すべては 反対を押し切ってまで結婚を決めたからだと

 

“未来のミレ”が話す未来に ひとつ不可解なことがあった

このままいけば 身近に死ぬ人間がいるという

一体 それは誰のことなのか…

 

カラオケバーでは

 

キムアナの従妹ということで 仲良くなったパートのおばさんが

ついつい標準語で話すミレを注意する

 

(慶尚洞(キョンサンド)から来たフリしてんのに 標準語じゃダメでしょ!)

 

まさか ミレが潜入捜査をしているとは気づかないが

有名人の従兄を持ち バレないように身分を変えていると思っているようだ

 

やがて2人は 偽洋酒作りを手伝わされることに…!

 

おばさんは ミレが関わらなくていいようにと庇うが

絶好のチャンスを逃がすまいと ミレは自分からやりたいと手を挙げる!

しかし セジュから教わった撮影方法にこだわり過ぎ 疑われてしまう

メガネ型の盗撮カメラはすぐにバレ ミレは縛り上げられてしまった…!

 

おばさんを庇い ミレは 自分一人でやったと言う

倉庫から蒼ざめて戻ったおばさんに気づき 男性スタッフがキムアナに連絡!

シンは ジュヒョンにも連絡し カラオケバーへ向かう!

 

自分だけ難を逃れたおばさんも黙ってはいなかった

厨房にあったミレの携帯で 適当に発信履歴で電話する…!

そして偶然にも出たセジュに ミレの身に迫る危険を伝えた!

 

セジュは もちろん自分でも戦うつもりだが

自分を守るSPにも すぐに仲間を集めろと命令する

ミレの命を守ろうと 万全の態勢を整えるセジュだった

 

倉庫の中では 縛られながらも気丈に振る舞うミレ…!

自分がどうなろうと ここで偽洋酒を作っていることはテレビ局が知っている

どの道 捕まるのがオチだと 恐怖を隠して強気に説得する

 

偽洋酒を製造する仲間たちは 証拠隠しに奔走し

倉庫の外には 威勢のいい見張りたちが SPと睨み合っている

しかし 当のセジュは車の外へ出してもらえなかった

SPたちの本来の仕事は セジュを守ることなのだ

開かないドアに苛立ち 悔しがるしかないセジュ…!

 

ミレを見張るのは2人の男

すると 外へ様子を見に行った1人が戻って来ない

残る1人も 後ろからフライパンで殴られ失神してしまう…!

ミレを助けたのは あの厨房係のおばさんだった!

 

『見捨てようとしてごめんなさい…! 息子の学費のためにお金が欲しかった

でも このまま見て見ぬフリをしたら 息子に怒られるわ!』

 

警察が到着し セジュは ようやく車の外へ!

おばさんと抱き合い 倉庫から出てきたミレのもとへ駆け寄る!

 

セジュに付き添われながら ミレは 誰かを捜すように辺りを見回す

警察官たちの向こうに キム・シンの姿を発見し ホッとするミレ

 

すべてが解決したところで 早く映像の編集をと焦るジュヒョン

盗撮用のメガネは壊されたが もうひとつ ペンダント型は見つからず

無事にすべてを盗撮することに成功したのだ

 

しかし ぺ作家は原稿を書かないと言い張る

自分ではなく ナ・ミレの方がいい台本を書くだろうと

ジュヒョンも今度ばかりは反対せず ミレをひとり立ちさせようという

そしてミレに チーム長として指示を出した

 

『うちは 告発番組を取り扱ってるんじゃない 希望を伝えなきゃ!』

 

兄の言葉は ミレの胸に深く突き刺さった

潜入取材を強行し 命からがら成功したものの

その喜びに夢中で何も見えていなかった

 

この取材には 肝心のテーマがない

 

ニュース報道なら スクープで行けるし大手柄だ

しかし 視聴者に希望を伝えるには あまりにも中身がなかった

 

ミレの悩みは チーム全体に影響する

台本が完成しなければ 番組が成り立たなくなるのだ

 

ここでキム・シンが ある提案をする

まずは報道に映像を渡し スクープさせるというのだ

警察が突入するショッキングな映像だけを渡せば 十分事足りる

番宣にもなるし 何より 報道局側からの申し出だという

でも すべてが順調なのに 1人だけ反対している人物が…

シンは チラっとセジュの方を見た

 

『ミランダだ』

『バカじゃないのか! どうして会長が?!!! あのババア!』

 

ジュヒョンの激怒を無視し セジュとシンは会長室へ…!

キムアナを前に イ・ミランは 一介のカメラマンが!と怒鳴る

 

『もうバレてる』

『…え?』

『とても優秀なお孫さんで』

 

反対するのは ナ・ミレのせいかと詰め寄るセジュ

それは誰?と とぼけるミランダに シンが

 

『私が可愛がっている 見習いの放送作家ですよ』

 

(ミレが好きだというのは この男なの?)

 

『会長のような寛大な方が たかが見習い放送作家のために

反対したりはしませんよね?』

『いいえ お祖母様は寛大じゃない 器の小さい人物ですよ』

『何を言うんだ 君のお祖母様に向かって 会長は実に偉大なお方だ』

 

突然笑い出すミランダ!

ひとりの見習い放送作家のため 2人の男が小芝居してると…!

 

『それで? この下手な芝居の結末はどんな風に?』

 

偽洋酒事件は スクープとして報道された

その録画を見て 台本作成に頭を抱えるミレ…!

そんなミレのもとへ 小さな小包が届いた

あの厨房係のおばさんから 万年筆の贈り物だった

ミレが 見習い放送作家だと知り 応援していると 手紙も添えられている

 

放送は キムアナが この番組のテーマ「希望」について

この事件が相応しいかどうか 富裕層だけの問題ではないか危惧したと切り出し

最後に 偽洋酒の特別法案が上程されたことに触れる

庶民にとっては これが唯一の希望になると…

 

Ζ 希望は 天から授かるのではなく 自身で見つけるものです

たとえ暗闇に隠され見つけにくくても 我々は諦めず 希望を追い続けます Ζ

 

エンドロールに “作家ナ・ミレ”と表示された

たった数秒間のスクロールだが ミレは誇らしかった

 

本番終了の瞬間 キムアナは ミレの姿を捜す

ミレは セジュと携帯を覗き込み 裏番組のチェックをしていた

御曹司と見習い作家… いや一人前の放送作家が よく似合っている

 

ミレが顔を上げ シンの姿を捜した時

シンはすでに スタジオを後にするところだった…

 

キムアナの突然の告白は セジュに対する“宣戦布告”だと気づくユギョン

だとすれば キムアナはセジュの正体を知っているはず

ミレだけが真実を知らないのはおかしいと セジュに詰め寄る

 

ありのままの自分を愛してもらいたい それを望むなら打ち明けるべきだと

これまで お金目当てで近づいてきた女性たちが多かったからこそ

家柄を知っても好きだと言ってくれなきゃ 全部ウソになると

 

『今夜 話すつもりだよ 僕が何者か… なぜ隠し続けて来たか』

『あなたって… 残酷ね』

 

どんな角度から揺さぶろうと セジュの愛はブレない

もう自分には望みがないと知り 涙ぐんで立ち去るユギョンだった

 

その夜 ジュヒョンとミレの兄妹は 自宅近くの公園で語り合う

 

ミレは ぺ作家に『原稿を直してやったのか?』と聞いた兄をからかう

そう思えるほどに ミレの台本は完璧だったということになる

 

『私が誇らしかったでしょ?』

『ギリギリで法案の上程があったから 成り立った企画だろ?』

『…先に報道局が取り上げたから上程されたのよ』

『ああそうだ お前だけの力じゃないさ お前がしたのは隠し撮りだけ!』

『ひどい! 私だって苦労したのに…!』

 

ミレの携帯に セジュから着信が…!

でも 携帯は自宅のリビングに置き忘れられ 出たのは“未来のミレ”

ミレは散歩に出ていると聞き 公園に向かうセジュ

すると 暗闇の向こうから 兄妹の会話が聞こえてきた

 

『私 キムアナが好きなの』

『やっぱりか! あぁっ! 絶対に反対だ! くそっ! あいつはダメだ!』

『不満なのは分かる! 性格も悪いし… でも私だって問題ありでしょ?!

彼のおかげで変わることが出来た!』

 

『ダメなものはダメだ! どうしてもと言うなら出て行け!!!』

 

ミレを置いて さっさと帰るジュヒョン!

電話でキム・シンを呼び出し その場に“未来のミレ”を連れて行く

兄が何をしようとしているのかも分からず ミレは公園に取り残され

理解しようとしない兄への不満でいっぱいだった

 

『俺は席を外す この男にすべてを話してやってくれ…!』

『おい 一体何なんだよ 突然呼び出して!』

 

どうしてこうも自分を苦しめるのか

シンは “未来のミレ”を前に またか!という表情でため息をつく

“未来のミレ”は ジュヒョンに言われるまでもなく すべてを告白すべく

涙ぐみながら話し始めた

 

『あなたとミレは結婚し 2人の間に 子供が1人授かります』

『涙が出てるけど… 大丈夫?』

『その子は “ゴン”という名前です 私が… 世界で一番愛する息子

この私こそが… あなたと結婚した“ミレ”だから…!』

 

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