韓国ドラマ 散歩ガイド~散る花と咲く花がいつもここにある~

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未来の選択 第12話 二つの別れ

2018-02-20 07:00:00 | 未来の選択 あらすじ

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 未来の選択 第12話 二つの別れ 

 

レストランに キム・シンを呼び出したジュヒョン

シンに 1通の封筒を渡し その場に“未来のミレ”を残し出て行く

封筒の中には “DNAの検査結果”が入っていた

 

『キム・シンさん 私は“未来から来たナ・ミレ”です

今から24年前 私とあなたは結婚した』

 

同じ時 パク・セジュも ナ・ミレに告白していた

友達でいようと言ったのは 友達としてでもそばにいたかったから

正直な気持ちを話すセジュに ミレも 本心を語る

 

セジュの気持ちに気づいていたのに その優しさが心地よく

気づかないフリをして 優しさに甘えていたと…

本当は 友達としての申し出も 断るべきだったのにと謝罪した

 

セジュは “未来のミレ”のことを聞いて知っている

そのことに縛られて ミレは シンを好きになろうとしているのではないか

未来なんて信じる気にもなれないが なぜミレがキムアナを好きなのか

どうしても納得がいかないセジュだった

 

一方 “未来のミレ”は キム・シンの未来について話し

シンは じっと話に聞き入っている

 

YBSを退社したキム・シンには たくさんのスカウトが群がった

特に積極的で 10億ウォンの契約金を提示したNTN

シンはすぐに移籍し 自信満々だったが すぐに経営陣ともめ辞職したと…!

 

『あなたに残されたのは 多額の違約金と借金だけ』

『あなたが言う“破滅”とは そのこと?』

『ええ だけどそれでも私たちは まだ幸せだった』

 

愛する息子 ゴンの存在があったから 2人は貧乏でも幸せだった

でも兄ジュヒョンは 子供のためにも稼げとシンに迫る

プライドを捨てて イベントに出演してでも稼ぐべきだと…!

 

それに反対したのは シンではなくミレだった

人気キャスターを誇る夫が 落ちぶれる姿を見たくなかったのだ

それでも “貧乏”は 次第に人の心を蝕んでいく

酒に溺れる夫に 腹が立ち始めるミレ

 

舗道の真ん中で口論になった夫婦

1歳9か月の息子が 歩き出すのにも気づかなかったと…!

 

目の前の “母親”のような歳の女性が自分の“妻”で

自分たちの“息子”が 自分たちの口論のせいで…! と聞き

実感がないまま 茫然とするシン

 

公園では

 

諦めきれない想いを どうすることも出来ないセジュ

ミレが幸せだと確信できた時 気持ちに決着がつくと…

 

セジュと別れ帰宅したミレは 家に入れずにいた

出て行け!と怒鳴ったジュヒョンの気持ちは本気だった

ミレが入れないように 玄関ドアの暗証番号が変えられていた…!

 

ようやく戻ったジュヒョンは 憔悴し切った“未来のミレ”と一緒だった

一体 “未来のミレ”は キム・シンにどこまで話したのか…

兄ジュヒョンは どこまで知っているのか…

 

翌日から ミレは シンに対し積極的に行動する

自分の独り立ち記念を祝し ランチをご馳走したいと シンを食事に誘った

 

『“おめでとう”くらい言って』

『何か贈る? 何が欲しい?』

『無神経な人ね 普通そういうのはサプライズでしょ?』

『考えておくよ』

 

ミレは正直になりたかった

未来がどうなるからと行動するのではなく 今の心に正直に…

皆の前で告白してくれたシンに 応えたいと思うミレ

いつどんな時も ミレを庇い 励まし 教えてくれた

口では意地悪な言葉を並べながら 常に守ってくれたのはシンだったと

 

その時 ミレのそばで 幼い男の子が転んでしまう

すぐに駆け寄り 男の子を抱き上げるミレ

その姿は 昨夜の “未来のミレ”の話を思い出させた

そんなシンの携帯に NTN秘書室長から着信が入る

 

会いたいという申し出に シンは動揺する

“未来のミレ”の話が 現実に動き出しているのだ…!

 

夜になり

 

セジュは いつもの高級カフェバーに ソ・ユギョンを呼び出す

そして カメラマンは今日で終わりにすると話した

今の仕事を終えたら しばらく旅に出るというセジュ

行き先は済州島の別荘で 前にも行ったと聞き

自分も夏に行くはずだったのに キム・シンの車と事故になり…

そこまで話しかけ ハッとするユギョン!

 

『それはいつのこと? 8月15日前後のことじゃない?』

『そうだよ』

 

ミレの日記には “事故りそうだった” とあった

ユギョンは 今後もいい友達で… というセジュに

友達では嫌だと はっきり告げて席を立つ…!

 

夜遅くに帰宅したミレは 自分のベッドで眠る“未来のミレ”に気づく

まるで病人のような疲れた顔…

そんな未来の自分を見つめ ミレは 絶対に幸せになると誓う

わざわざ未来から来なくていいように 精一杯幸せになると…

 

翌日

 

パク・セジュが欠勤するという

イ・ジェスは 下っ端が偉そうに!と舌打ちする

体調が悪くても まずは出社してから帰るべきだと!

すると今度はキム・シンが 休暇を取ると連絡してきた

 

シンの休暇は NTNの秘書室長と会うためだった

新設する報道局の専門チャンネルに 看板アナウンサーとして迎えたいと

ことごとく 聞いた通り進んでいく事態に ただ茫然とするシン

 

一方 ソ・ユギョンは 会長室に呼ばれていた

これは 真実を明かすチャンス!

この会社の清掃員を装う“未来のミレ”は ただの占い師ではなく

25年先の未来から来たナ・ミレなのだと…!

 

しかしイ・ミランにとって そんな“不思議”に 驚く必要も暇もない

すべては自分にとって 利用価値があるかないか それだけのことだと…!

 

『何がどう転んでも これだけは言える

つまり セジュとミレがうまくいかなくても

だからって あなたとセジュがうまくいくことはない』

 

『あ… アハハ! 誤解です セジュさんとは友達ですから…!』

 

セジュは 済州島の浜辺で あの時のミレを思い出していた

魚を追いかけ 夜の海へ入っていくミレに見惚れ 思わず撮影した

あの時から始まっていたのに 自分が先に好きになったのに…

今は 思うことすら許されないセジュ

 

キム・シンは あらためて“未来のミレ”に会う

なぜ事故の日に戻り 愛する息子を救わず この世界に来たのか…

それは 息子の死より大変な事態が起こるということか 聞きたかったのだ

 

休暇を取ったシンに いくら連絡しても返信はなかった

ミレは焦り 直接シンに会いに行くが シンは無視し行ってしまう

そんなミレに セジュからメールが届く

セジュの カメラマンとしての最後の仕事

クリスマスの企画について あくまでも内容は 仕事の連絡事項でしかない

 

済州島で心の整理をつけたセジュは いつもの笑顔でミレと向き合う

“1人で過ごすクリスマス”の企画 セジュは レポートするミレを撮る

1人映画や1人遊園地 1人ショッピングを楽しむミレ

予定の撮影が終わり 夜の漢江公園で ふいにミレを抱きしめるセジュ

絶好のタイミングで花火が上がり 1週間早い“メリークリスマス!”を…

 

『ミレさん さよなら』

 

翌日 オフィスのジュヒョンのデスクには セジュの“辞表”が置かれていた

こんな去り方がアメリカ的か?! と憤慨するジェス!

 

昨夜 セジュが言った“さよなら”の意味を考えながら

ミレは シンにメールする

イブはシンと過ごしたくて レストランを予約しているのに

直接本人に伝えることが出来ないままだった

そして 待ち望んだシンからの返信が イブのギリギリに届く…!

イブは一緒に過ごそうという たとえ短い返信でも

踊り出したいほど嬉しいミレだった

 

12月24日 イブの当日

 

念入りにお洒落して 約束のレストランに向かうミレ

するとそこには 見知らぬ女性と向き合うシンの姿があった…

 

一方 ソ・ユギョンは

 

局長に連れられ セレブが集うカフェバーで セジュに出くわす

まだ御曹司捜しを? セジュの嫌みに居直るユギョン

明らかに 局長の接待係として利用されている

酒を注ぎ カラオケを歌わされ 役目を果たして店を出るユギョン

見かねたセジュが追いかけると 歩道に座り込み泣いている

 

セジュの前では 自分を取り繕ってきたユギョンだった

でももう関係ない どう思われようが構わないと言い捨て去って行く

ユギョンに同情する気持ちはあっても 呼び止める気持ちにはなれなかった

セジュの心にはもう ミレしか映らず その想いを届けることも出来ないのだ

 

レストランのミレは

 

運ばれる1人分の料理に耐え切れず 他の女性と話すシンに電話する

シンは なり続ける携帯をそのまま無視した

傷ついて席を立つミレ!

それを視線で追いながらも シンは席を立とうとしない

 

目の前の女性は 若いながらNTNの副会長だった

シンとの契約の詳細を話し合うため

それ以前に キムアナのファンとして会いたかったという

 

いたたまれない気持ちで帰宅したミレ

家には 兄も“未来のミレ”も不在で 暗闇にツリーのライトが点滅している

たった今まで そこにいたはずの家族は 飲みかけのグラスを残したまま…

 

ナ・ジュヒョンは “未来のミレ”に付き添われ 病院のベッドに横たわる

 

『驚いたろ?』

『何も気づかなくて… どうして隠してたの?』

『ミレには 言わないでほしい』

 

兄の異変を知らないまま ミレは 1人で“クリスマス企画”を観ていた

幸せなディナーを楽しんで シンと一緒に観るはずだったのに…

 

翌日 ミレは シンを問い詰めた

なぜ他の女性といたのか… なぜ電話にも出ないのかと

 

『お前 鈍過ぎる あの状況で気づくだろ普通』

『……合宿での告白は?』

『あれは勢いだ』

『じゃあ… これまでのことは全部… 私の勘違い?』

 

みるみる涙がこぼれそうになるミレを じっと見つめたままのシン

無表情を貫いたまま ミレの泣き顔から目をそらさず話し続ける

 

『本当に好きなら こんな仕打ちするか? お前を… 好きじゃない』

 

言葉もなかった

ミレは それ以上何も言わず 逃げるようにその場を離れる

 

すべての“整理”を終えたキム・シンは 役員会の場で進行役を務め

YBSの新しい顔として “新常務パク・セジュ”を紹介する…!

 

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