“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

震災復旧と政治の問題

2011年07月05日 15時08分43秒 | 臼蔵の呟き
仙台は猛烈な風雨、晴れなどが交互に襲っています。

昨日書いた松本復興大臣がついに辞任しました。日曜日の報道
時は村井知事と松本大臣のやり取りの一部が報道されているだ
けでしたがその後次々と明らかになる言動、岩手県知事とのや
り取り等は常識を超えた行動、言動で理解に苦しみます。
一連の発言は俺は大臣だ。えらいんだ。昔の「お上」意識丸出
しの助けてやる!助かりたければ俺にひれ伏せろ!などの姿勢
が丸出しでした。
彼の一家は開放同盟の運動をしていたとの事で「本当」?
と首を傾げたくなる行動、言動です。
選挙地盤(福岡県)では圧倒的な強さを誇っていたそうですか
ら地元ではどうだったんでしょうか?

鳩山元首相が「本格政権で震災復旧、復興対策を!」と発言した
と報じられていますが。被災地は政治の混乱とは関係なく、瓦礫
の撤去、避難所生活、仮設住宅、暑さ、地盤低下と水害、働き場
所がない不安の中で耐えています。先日、石巻に行ったときに自
殺者が増えていると言ってました。「津波にのまれて死んだ人に
は悪いが、生き残った我々は地獄だ」と言っていました。
本当に今の政治の混乱は生き残った被災者が「生きていて良か
った」と思えない苦しみを強いています。

考えてみれば今回は東北3県、茨城などが大きな被害が出てい
るだけで関東、東海地区で地震、津波被害がいつ起きてもおか
しくない状況であることを考えると「東北で起きていること」
ではなくて「どこでも」「次は自分がその立場に立つかも」と
思ってこの混乱状況を改善するために意見、行動を起こして欲
しいと思います。悲しいことですが。
国家が役割をしっかり果たさせない限り、巨大な震災被害の復
旧は絶対に出来ないと思います。


原子力保安院は廃止すべきでは

2011年07月05日 05時09分47秒 | 蜂助の呟き
おはようございます。蜂助です。

  
この花は、「食用ほうずき」です。ナス科の植物で、トマトやピーマンの仲間です。花を良く見ると、夜には閉じる性質を持っています。朝になるとまた咲きます。このような行動をするのは、求めている昆虫を特定しているからでしょうか。
食用ほうずきは、ここ数年、レストランや日本料理店で積極的に使われており話題の野菜です。

今日は、原子力行政の話題です。
経済産業省が管轄する「原子力安全・保安院」は全国の原発に、原発の安全は確認されたから休止をやめて稼動して、のような要請をしています。
国民は、あきれています。多くの知事もこの要請を受け入れていません。現佐賀県知事は次の選挙で落選確実ですね。

「原子力安全・保安院」のような、原発推進のクセに、原発事故に当っているような組織は廃止すべきと思っています。マッチ・ポンプとはこのことを言うのではないでしょうか。廃止したくなかったら「原子力推進院」と名前を変えるべきです。海江田経産相が担当している任務は次の通りですが、→のように変更して欲しい
 
①原子力行政全般    →原子力発電所の推進
②原発事故の損害賠償  
③原発再稼動      →原発の安全性の確保と世界への発信
④電力使用制限令発動  →電力使用制限令発動と長期的な代替エネルギーへの転換
※蜂助案        →原子力安全・保安院の廃止と「脱原発・代替電力開発院」設立

無任所のような、役人が数名しかいないような(失礼)、細野原発事故担当相は次の役割を持っているようですが、蜂助の考えは
①原発事故収束
②組織改編       →「原発事故危機管理庁」の設立
              さらに、数千名規模の専門家集団の常勤化。原発事故発生時には、電力会社に優先する権限を持たせる。IAEA対応部署。
③節電啓発

今回はちょっと長かったようです。

最後にひとつ、松本龍復興対策担当相の言動は言語道断です。菅首相は、このような復興ではなく不幸をもたらすようなやからを任命した責任を取るべきです。彼にかかっては、あの悪代官の宮城県の村井知事が良いご奉行に見えます。