衆議院選挙制度の問題
小選挙区制は1選挙区1人の当選者のために得票数が一位以外は全て落選=死に票となります。その選挙制度を細川内閣時代に導入しました。その選挙制度は得票率30%前後で議席数は50%以上を取ることが出来るとてもおかしな選挙制度です。
自民党、民主党のような二大政党を目指す政党にとってはとても都合の良い選挙制度です。ところが、自民党総裁ですら、「小選挙区はだめだ」といわざるを得ないほどおかしな制度ということになります。
選挙制度は自分、自党に都合がよいかどうかで選択、決定すべきものではありません。国民の意思を国会、議席に可能な限り正確に反映する選挙制度こそが正義です。自民党、民主党は自分たちで小選挙区制度を導入し、その制度のより自らが困難さを抱えるという自己矛盾に陥っています。
<自民・谷垣総裁、中選挙区復活を提案 総裁再選にも意欲>
自民党の谷垣禎一総裁は23日、衆院の選挙制度について「振幅が激しい制度は日本にむかない。中選挙区の方が死票も少ない」と、中選挙区制の復活を提案した。自民党本部であった対話集会で言及したもの。来年9月の総裁選での再選にも意欲を示した。
集会で谷垣氏は、「自民党は2005年の郵政選挙で300議席くらい取り、09年の衆院選では100議席くらいになった。すぐ落選する人がたくさん出て(政治家が)育たない」と指摘。集会後には、盛岡市内で記者団に「超党派で中選挙区を探る動きが起きている。現実味を持って議論しないといけない」と述べ、11月に発足した自民、民主のベテラン議員らが参加する超党派議連による中選挙区制の議論を後押しした。
また、自民党総裁選については「政権を奪還したらしょっちゅう総理大臣を代えるわけにもいかない。来年また立候補することに多分なる」と語り、民主党から政権を奪った上で再選をめざす考えを示した。
小選挙区制は1選挙区1人の当選者のために得票数が一位以外は全て落選=死に票となります。その選挙制度を細川内閣時代に導入しました。その選挙制度は得票率30%前後で議席数は50%以上を取ることが出来るとてもおかしな選挙制度です。
自民党、民主党のような二大政党を目指す政党にとってはとても都合の良い選挙制度です。ところが、自民党総裁ですら、「小選挙区はだめだ」といわざるを得ないほどおかしな制度ということになります。
選挙制度は自分、自党に都合がよいかどうかで選択、決定すべきものではありません。国民の意思を国会、議席に可能な限り正確に反映する選挙制度こそが正義です。自民党、民主党は自分たちで小選挙区制度を導入し、その制度のより自らが困難さを抱えるという自己矛盾に陥っています。
<自民・谷垣総裁、中選挙区復活を提案 総裁再選にも意欲>
自民党の谷垣禎一総裁は23日、衆院の選挙制度について「振幅が激しい制度は日本にむかない。中選挙区の方が死票も少ない」と、中選挙区制の復活を提案した。自民党本部であった対話集会で言及したもの。来年9月の総裁選での再選にも意欲を示した。
集会で谷垣氏は、「自民党は2005年の郵政選挙で300議席くらい取り、09年の衆院選では100議席くらいになった。すぐ落選する人がたくさん出て(政治家が)育たない」と指摘。集会後には、盛岡市内で記者団に「超党派で中選挙区を探る動きが起きている。現実味を持って議論しないといけない」と述べ、11月に発足した自民、民主のベテラン議員らが参加する超党派議連による中選挙区制の議論を後押しした。
また、自民党総裁選については「政権を奪還したらしょっちゅう総理大臣を代えるわけにもいかない。来年また立候補することに多分なる」と語り、民主党から政権を奪った上で再選をめざす考えを示した。