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東京といいつつ、きっとここはインドの資本なんだろうな、と店構えを見て思った。
なんとなく「リトルスプーン」を思わせるような店構えなのに、店員はみな南アジア風。
日本でインド料理屋を作るとき、ほぼ店内をエスニック調の家具やかざりつけにすることがほとんど。店内の音楽はラジニカーント「踊るマハラジャ」の挿入歌。インドやアジアの異国情緒を前面に押し出し、雰囲気を盛り上げるのだけど、この店にはそういうエスニックな風情はほとんどない。むしろ近代的な都市の洗練さを狙っているように思う。
で、また「東京スープカレー」と、名前に「東京」を冠したカレーもおもしろい。人参・じゃがいもの入ったスープ状のカレー。味付けはトマトだろうか?インドカレーで人参・じゃがいも・チキンを一緒に煮るというのはないように思うので、これはきっと日本のカレーをイメージしているのだろう。味を和風にしているのが「海苔」と「かつおぶし」。
かつおぶしが入っているカレーは、かなり昔、渋谷「ムルギー」の斜向かいにあったカレー屋(「フラヌール」って名前だったかな?)で「納豆カレー」を食べて以来。その納豆カレーは、鰹節と青海苔のおかげで意外と美味しかった。
実際のところ、かつおぶしで和風になっているものの、味は「スパイシーなトマトスープ」という感じ。今度たべるときは辛さを☆二つくらい足してみたい。(5段階強化できる模様)
ここのランチは、ごはんかナンのどちらかしか選べない。
一度だけ、どちらかをおかわり可能。
「なら最初からハーフナン、ハーフライスを選ばせてよ」
と言ったのだけど、インド人は許してくれない。
しかたなく、まずライスを頼んだ。そしたらこれがまた多いんだ。パスタ皿に普通に盛ったくらい。
やっとのことでそれをやっつけ、ナンを注文。こちらはやや小ぶりで、少し油が多めなのだろうか。パイのようにカリッとした部分もあり美味しい。これをスープカレーにつけて食べる。すると・・・
ナン(小麦粉) + スープ(スパイス) + 鰹節
口の中に、「たこやき」を思わせる味が広まって、思わず笑ってしまった。
楽しませてくれるじゃないか。マイフレンド!
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