栗強飯

光ったもちもちのもち米、ホクホクの栗、香りもいいい美味しい強飯です。
やはり小布施に来たら美味しい栗を頂きたいと思います。果たせました。
「おかわりはいかがですか？」と言われましたが、若ければ間違えなく頂いたと思います。残念！

湯葉蒸し

”炊き合わせ”ということですが、湯葉に包まれて餡がかけられています。
中にはキノコ、銀杏、ユリ根、牛肉等が忍ばせてあります。
ただ、素材それぞれ味が生かされているかというと、少し残念な気がします。
こういう料理は熱をかけて保存してあると思うのでので味が落ちるのでしょうか？
確かに湯葉と餡でまとめられてはいるのですが？

野沢菜と牡蠣の葛仕立て

”椀物”ということですのでメインデッシュでしょう。
野沢菜の下に葛で包まれた牡蠣があり底には蕎麦がきが忍ばせてあります。
野沢菜を漬物以外で頂くのはおそらく初めてですが鮮やかな緑で歯ざわりもよく、蕎麦がきを忍ばせるのもなかなかの演出だと思いました。
肝心の汁も程よい出汁と塩加減でした。

柿なます

私が好きなフレンチではありません。久しぶりに外で和食を頂きました。
まず出たのは”お向”ということですが、先付ないしアミューズということでしょうか？
柿とリンゴが層になり濃厚なゴマのソースが敷いてあります。
なますと書いてありますが、正月の大根とにんじんのなますしか知らない私にはよくわかりませんが酢を使って料理してあると言うことでしょうか？
果物の歯ごたえがよく甘すぎず酸が効いた、あっさりした一品でした。

ギモーヴ

リストにはないのですが、プチフールがコーヒーとともに出ました。
ギモーヴ（マシュマロ）とルバーブの入ったチョコレート。特にギモーヴは今迄食べた市販のマシュマロはなんだったんだというほどの感激、確かに柔らかいが、食感はしっかりとしていて滑らかで食べ応えあり、マシュマロの認識を新たにすることとなりました。

久しぶりの訪問ですが、夜ははじめて今回も新しい食材や料理、味に出会うことができました。その上他のレストランに比べてリーズナブルだと思います。
季節を変えてまた来たいと思いました。＊＊＊