Nonsection Radical

撮影と本の空間

沼津喰わずの旅

2010年07月17日 | Weblog
某月某日
今回の駅前シリーズは静岡県・沼津。
人口20万人ほどの地方都市である。
駅を降りての印象も地方都市特有のものだ。
駅の周辺にチェーン展開する店舗が建ち並び、そのわきに商店街が生き残りをかけて存在する。



観光客が間違うのは商店街がシャッター通りになっているから寂れていると思う事だが、休日に行っても休みだからシャッターが下りているだけかもしれない。
そのへんは平日確かめない限りわからない。



とはいえ、やはり人通りがなんとなく少ない気もする商店街だ。
こういう感じのアーケード、伊勢佐木町あたりにあったような・・・



駅をはさんで南口側は古くからある地域で、北口側は昔は農地だったところを開発したと言う。
歓楽街はたいてい古くからある地域に存在する。
ありそうなところを明るい中探しまわると、それらしい地域がいくつかあった。



もちろん飲むだけの店でなく、エッチなお店も発見。
ソープとヘルスが一緒になった(共同経営か)お店もあったが、ソープは朝からは営業していなさそうだったが、ヘルスは営業中。
地域振興交流のために(笑)と思ったが、朝から腰抜けになると歩けなくなるので中止。
歩いていて気がついたが、結構チャイナ系とかコレア系の歓楽業店が多かった。
住んでいる人が多いのか。
実際、港の近くを歩いていると白い作業着を着た少女2人とすれ違ったが、2人は楽しく中国語(たぶん)でおしゃべりしていた。
水産加工工場でもアジア人を雇っているのかもしれない。



沼津港まで徘徊して行ったが、どうも何か感じが違う。
後で、観光ボランティアのオジさん(ハルピン生まれ)に聞いたところによると、沼津は空襲で街が焼けてしまい、古いものが残っていないとの事だ。
神社仏閣もみんな昭和の時代のものだと言う。
だから歩けども古いものが見当たらないのかと納得した。



港は観光地化しており、海産物を一般人に売るお店がたくさんあり、「とれたて」の海の幸を食べさせるエリアはクルマで来た人達でいっぱいだ。
港の駐車場にあったこのレクサス、ハンドルカバーがルイビトンだ!本物か偽物かわからないが、そのキッチュさがカッコいい!
satoboもつい刺身定食など食べてみたが味はそこそこ。値段はやや高め。なにしろ休日は魚市場が休みだからとれたてと言っても・・・
沼津はマグロやカツオ、干物が有名だが、ややお高め。
それでも探せば安く買えるお店もある。
岩ガキ1個129円とか、カツオの兜煮2個900円とか、持ち歩けるのなら買いたいものもあった。
食事ついでに生ビールなど飲んだものだから、その後の行動は悲惨なものとなった。
梅雨が明けたような好天で気温は30度を超えていただろう。
その中をクタクタになりながら徘徊し続ける。



富士山ねこれ(たぶん)

いつものように重装備で、ニコンFM3にPC28、PC35、50mm、IKON SWに12mm、GX100と定番街撮りスタイルだったが、今回はあまり撮るものがなく(涙),
IKONは出番なし、PC28も出番なしだった。
フィルムはたった1本の撮影。
デジカメは60枚ほど。
徘徊時間7時間。
歩行数35500歩。
腕にはくっきり腕時計の跡がつき、ツバ付き帽子をかぶっていたにもかかわらず赤いお鼻の赤ら顔のオッサンになった。
帽子はやっぱり農作業用麦わら帽子に限る。
コメント (2)
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