Nonsection Radical

撮影と本の空間

使えないヤツを指導する

2010年07月24日 | Weblog
某月某日
久しぶりにカットモデル。
といっても、CTスキャンで輪切りにされたわけではない。
知り合いの床屋で見習い店員の実験台だ。
しかし今回はカット以前の問題で、頭皮マッサージ、洗髪での実験台。
見習い店員のカレシ、35才でパッと見は久保田利伸か出川哲朗似なのだが、どうにもボンヤリ君で、素人童貞かと思わせる雰囲気。
satoboの頭を使っていろいろ作業をするのだが、要領を得ず、やたら力が入るばかり。
シェービングもまだ任せるには不安があるとの事で中止。
指先の感覚がつかめないようなのだ。
ヘアカットは店長がしたのだが、その姿をボッと眺めるだけ。
どういう流れで仕事をしているか確認する事もない。
散髪という仕事は職人仕事であるが、現在ではそこにセンスやサービスを加えたサービス業として期待されている。
残念ながらボンヤリ君にはその才能がなさそうである。
周囲から見てそう判断出来るのだが、本人にはその判断が出来ず、ボンヤリしながら一日を過ごす事になり、仕事を辞めるという判断もつかない。
satoboは仕事に関しては比較的温厚な考えを持っていて、使えないヤツも時には使い出がある仕事もあるのではと思っているのだが、店長に話をきくと使えないヤツというのはかなりいるらしい。
向き不向き以前に基本的作業をする能力が欠けている人間がかなりいるというのだ。
そういう人間はこずるい事もできなくて、ただ単にボッとしているだけらしい。
とりあえず学校も出て、資格も持っているが、まともな仕事ができない要領の悪さ、向上心の欠落が見られるという。
何か取り柄があるだろうと好意的に見ても、実際に作業をさせてみたら、ダメだこりゃと実感する。
こういうヤツを一人前に育てるのは、satoboってイケテルじゃんと思う気持ちを矯正するよりも困難な気がする。
コメント
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