Nonsection Radical

撮影と本の空間

掘り出し物

2016年03月26日 | Weblog
家にいてばかりなのも腐ってくるので、自転車に乗って隣町のブックオフまで。
初めて訪れる店なのだけど、活気がなくて人が少ないのは、中古本、DVD、CD、コミックなどの市場が縮小しているからか。
少し前の(というのは3,40年前のことだ)本が欲しい身としては、専門古書店よりブックオフなどの”シロート”古書店の方が見つかりやすいので、あってほしいんだけど。
初めての店に来たときには、隅から隅まで眺めて、どんなものがあるのかチェックするのだけれど、それで周辺にどんな人が住んでいるのか(どんな本を読んでいるのか)を判断して、次にも来る必要があるのかの参考にするのは、それほど少し前の本を探すというのは無駄足が多いということだ。
だったらネットで買えばと言われるが、それだと新たな”出会い”がないんだよね。
棚をずっと眺めて、こんな本があるんダァ~と思わず手に取る出会いというのはイイものである。
で、棚をずっと見ていくと、「カーブの向う ユープケッチャ」安部公房 発見。なんと108円。ずっと探していた本。まさかあるとはね。
これだけで来た甲斐があったというもので、あとは見知った本を見つけては購入。
「鶯谷」本橋信宏
「バーニング・ワイヤー」ジェフリー・ディーヴァー
「殿様の通信簿」磯田道史
「17歳の殺人者」藤井誠二
買ってもすぐには読まないで、積ん読の山にさらに積んどくだけ。
「撃墜」柳田邦男 上中下巻をやっと見つけて読み通したばかりだから、少々お疲れモード。
「誤読日記」斎藤美奈子 は今日読んだし。




安浦町の街並み 4
神奈川県横須賀市安浦町3丁目
撮影 2015年9月5日 土曜日 13時00分
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焼き目

2016年03月25日 | Weblog
しばらく前にガスコンロを買い換えたのだけど、どうも”便利”機能が不便で腹がたつ。
リンナイというメーカーのものにしたのは家人だが、その理由が魚焼きグリルが便利そうだというもの。
我が家では魚を結構焼くので、グリルは必需品である。
昨今では、煙が出るとか臭いとかで魚を焼かない家も多いというが、不便な世の中になったものだ。
それで便利に魚を焼こうと買ったこのグリルが使えない。
まず火力が弱い。
便利に上下にバーナーがついていて、裏表同時に焼けるというものだが、結果的には上下とも満足に焼けない。
バーナーの位置が悪いので、極端に端っこにしないと火が回らない。
1匹だけ中央に置いて焼こうとすると永遠に焼き目などつかない。
いつまでもグズグズ”温めている”だけで、そのうち身の中から白い汁がにじみでてきて、それさえも焦げずに白く固まるだけという汚さだ。
だから両端のバーナーの位置まで極端に魚を寄せて焼くのだが、それでも表面カリッときつね色、中はホクホクには程遠い。
昔から言われているように、魚など遠目の強火でサクッと焼くのが美味しいのだ。
それが線香花火でいぶすような弱火でしか焼けない。
おまけに”便利”なタイマーまでついていて、時間が来ると自然に消える。
もちろんそんなタイマーでの時間内に焼けるわけもなく、焼いている途中に消えてしまい、再び着火する二度手間便利機能だ。
こんな無駄なもの切ってしまえと思っても、タイマーを無効化する設定がわからない。
それで説明書を読むと、そんな機能の説明はないので、タイマーを着ることができないという”便利”な設定のようだ。
いろいろ機能がついているが、多くが安全のためのもので、「切り忘れ」を防止することに重点が置かれている。
大変重要な機能である。
だから、カタログとかにそういう”便利”機能は、解除できませんと書いていて欲しいのだ。
そうすればこんな使えないコンロなど買わなかったのに。
魚を焼くたびに四苦八苦して、結局見た目の悪い出来損ない焼き魚にしかならないのは苦痛だよ。
これまでのなんの安全機能もないボーボー火が出るグリルで焼いた魚は、焦げ目さえ気をつけていれば、カリッとした焼き魚ができたのに。
買い替えに20年の間隔ができると、ずいぶん”便利”になるものだよなぁ。



安浦町の街並み 3
神奈川県横須賀市安浦町2丁目
撮影 2015年9月5日 土曜日 12時55分
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テキスト

2016年03月24日 | Weblog
今日は1日がかりで某安全衛生教育講習を受けてきたんだけど、使用したテキストの出来が悪くて「なんじゃこりゃ?」と思った。
笑うのが、作ったのがその会社のライバルメーカーと称されるところで、”裏”では繋がっているんだなぁと”感心”。
で、ライバルテキストなんだけど、読んでも理解できない話の筋が多々あり、意味不明~と感じる”日本語”。
よくよく考えると、以前にどこかで行った講習の話を文字起こしして作った感じなんだな。
しゃべり言葉と文字言葉は違うものなので、しゃべった内容をそのまま文字にしても話が通じるものではない。
話というのは、その場の雰囲気でニュアンスをつかんだりしているもので、辻褄が合っていないこともある。
それを文字で読んだ場合に、辻褄が合っていないことには案外気がつくものなのだ。
そういうものなのに、”更正”しないでそのままなので、意味ワカンねぇ~というところが出てくるんだと思う。
そのテキストを単純に講師がそのまま読むんだけど、文字をなぞりながらだからわかったようなわからないようなよくわからない状態になるんだよ。
こんなテキストに誰も文句言わないのかと不思議に思うけど、この手の講習を受ける人は修了証が欲しいだけなのでスルーなんだろうな。
もちろんアタシもするしたけど。



安浦町の街並み 2
神奈川県横須賀市安浦町2丁目
撮影 2015年9月5日 土曜日 12時45分
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経歴社会

2016年03月23日 | Weblog
なんやかんや言いながら、結局のところは”肩書き”でしか人を判断していないという自己確認の騒ぎだったわけよ。
とっくに消費された話題だから今更なんだけど、今だからこっそり言うというのもなかなかオツなもので。
はじめはなんのこっちゃ?と思った話だったけど、結果的に今もなんのこっちゃ?っと思っているんだけど。
メディアに出てくる人って、実際にあったことのある、話したことのある、付き合ったことのあるって事はほとんどなくて、あくまでもメディア上での認識でしかないのは言うまでもない事で、あくまでも”そこ”での姿を各自が勝手に判断しているだけなわけですよ。
清純派とか、エリートとか、軟派、硬派、真面目、不真面目、みんな確かめようのないイメージでしかないわけでしょ。
そういうのを普通は「虚像」というんだけど、目の前にいる実物以外はだいたい想像の産物でしかないわけですよ。
そのイメージ作りを意図して行うのが「タレント」なんだろうけど、メディア上では、そういうキャラを楽しんで消費することで時間を潰すわけじゃないですか。
だからそういうキャラが実像であろうと虚像であろうと関係ないわけで、そういう”役割”を担ってメディアで活動しているというのが大事なことなんでしょ。
ところがどういうわけか、昨今では虚像と実像の区別がつかないのか、あるいは区別があってはならないと思っているのか、すべてがホントであらねばならないとでも思っているような言動をする人がいるわけですよ。
それじゃあ、チャンバラ映画に出ている人は、実生活でもチョンマゲを結っているはずだと思っているのかね。
それと同程度の話なんだけど、ホントは。
でも、そういう話の対岸には、実は受け手であるみんなは、どのような考えで人を判断しているのかという”価値観”がひそんでいるんだと思う。
学歴、経歴、イメージが嘘だった!と騒ぐ理由がわからないんだよ。
だってそれはメディアの中でイメージを作るためのエッセンスでしかないわけですよ。
でもそれに騒ぐということは、そのエッセンスで人を判断しているということなんでしょ。
それが判断するに値する”データ”なんですかね。
だって、そもそもメディアに乗っていること自体がバーチャルなことで、そこにどんな”真実”があるというんですか。
確かめようもないし、確かめること自体が無意味なことでしょ。
無意味なことに箔付けするように経歴や学歴、職歴をつけ加えても、それは単なるエッセンスでしかないし、事実そのエッセンスを楽しんでいるわけでしょ。
そう思っていたんだけど、中にはマジでメディアの中の肩書きに間違いはない、性格に間違いはない、言動に間違いはないと思っている人がいるみたいなんで呆れたわけですよ。
そしてその裏には強烈な経歴社会への信仰が見え隠れしているということなんですよね。



安浦町の街並み 1
神奈川県横須賀市安浦町2,3丁目
撮影 2015年9月5日 土曜日 12時35分
コメント (2)
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今日で福島の動画が終わり

2016年03月22日 | Weblog
ほとんど見る人がいないのは調査済みである(笑)「日本街並みアーカイブ」の福島編が今日で底ざらい。
最近はちっとも撮影していないのだけど、現在は年末年始にかけて撮影した動画の変換中で、そちらも忙しい。
頑張っても1日で10本ぐらいしか根気が続かない。
変換とアップロードで機材とネット環境の関係から1本30分ぐらいかかる。
去年の9月に制限解除になって初めて訪れた楢葉町の様子を撮影し、いわき市の一部を歩いた様子を撮影し、やっと全部公開したわけだ。
「日本街並みアーカイブ」は記録サイトであるから、今後何かの役に立てばと思って続けているんだけど、この調子では近々にネタがつきてしまう。
さりとて撮影に費やす時間もますます減ってくるだろうし、どうなるんだろうね。
ま、行くところまで行くけどさ。
ネタが尽きたところで、これまでの記録は残るのだから、それは月日とともに記録性を帯びてくるだろう(希望的観測)。
一方で、まったく記録とは関係ない”写真”の方だけど、これはこれで一時のお慰みという立場なので記録性など持たない気楽なものである。



新川町通りの街並み
福島県いわき市平新川町,平五町目
撮影 2015年9月22日 火曜日 14時35分
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