産経新聞 2月21日(木)7時55分配信 より
【有害獣加工 ブランド「みえジビエ」に期待 鈴木知事「施設増やしたい」
有害獣の野生鹿などを加工してブランド「みえジビエ」として販売する県の取り組みが注目を集めている。拠点となる伊賀市山畑の野生獸処理施設「かじか」を20日、鈴木英敬知事が初めて訪問し「熟練の技を見た。人材育成も含め今後このような施設をさらに増やしたい」とブランド化に期待した。
施設は、林業のシカによる食害対策に関連し「命を無駄にせず有効に活用し、地域産業の活性化に役立てよう」と伊賀市の猟友会と林業事業者が県の協力を得て昨年12月から操業。「いがまち里山の幸利活用組合」(中森秀治組合長)が運営し、地元猟友会と協力し捕獲の連絡を受けた従業員が、保冷車で駆けつけ処理している。
この日、鈴木知事は平屋建て約65平方メートルの施設内に並んだ処理機器を見学。マスク姿で肉の分別作業にも立ち会い「ダイナミックな作業かと思ったが、大変緻密な作業だった」と驚いていた。
県によると、ハンターの高齢化や減少傾向が進む一方で、平均気温の上昇や栄養状態がよくなったことで出産年齢の低下と早熟化が進み、シカの個体数が急増。平成23年の狩猟以外の県内有害駆除頭数はニホンジカが6027頭で10年前の10倍以上、イノシシも3102頭で6・6倍以上だが、県内被害額はニホンジカが2・25倍の4億円以上)、イノシシが2・4倍の1億8800万と増え続けている。こうした現状に駆除後に山に埋めるなどしていた有害獣の有効活用を計画。シカやイノシシの肉を、安全、安心に食べられる県産ブランドとして流通させようと捕獲から解体、流通まで、衛生、品質管理の方法を昨年3月にマニュアル化した。
「かじか」は、その拠点で総事業費は約1151万円のうち約484万円を県の野生獣処理のための補助金を受けた県内では初の施設。施設の年間目標はシカとイノシシで360頭を処理し、約865万円の売り上げを見込んでいる。
一方、県は、県内で処理したシカなどで生まれた製品のブランド名を「みえジビエ」として民間を通じて販売。狩猟で得た高級食材の鳥獣を食材にしたフランス料理「ジビエ」にちなんでいる。
今後、3月1日に県産のシカの革を使った名刺入れ「REGALO(レガーロ)」を新発売する。また、シカなどを3月中にもソーセージなどに加工し売り出す予定。】
毎日新聞(2/21付)
そういえば、2011年1月に「産学官連携セミナー」で教えてもらったことがあります。(2011.1.29記事より)
【地域で捕れたものは(採れる)、地域に住む者の責任として活用=消費できないか?
単に「獣」としてみれば、人間にとって迷惑なもの・「害」なもの、なんですけど、それをそのまま放っておいてもより良い関係にはなりません。
同じ地域に住む者として「獣」といえども、何か「活かす術はないものか」、「害」として排除するだけが人間のするべきことではないはずで、個人・グループ・産・学・官で『持続可能な有効活用』を模索しています。
同じ伊賀に住む人間と獣の共存共栄を考えていきたい・・・と、熱く語る「㈲芭蕉農林」の中森さん。
毎度の事ながら、「産学官連携セミナー」には多くの聴講者がみえます。
発表する側も励みになるのではないかと・・・
「質疑応答」もなかなか熱心!
好奇心だけで行くワタシは、なんとなく恥ずかしい気もする・・・けど、「気になるお話」は聴きたいものです(笑)。
中森さんの発表に戻りまして、レジメより
ごあいさつ
今日のお話のあらすじ
丹波市の有害獣利活用研修の模様
丹波の場合、獣が捕られて加工され利活用される過程において「入口から出口」まで後戻りする工程は一切ありません、とのこと。
人間にも「ジビエ」料理として提供するからには、安全・安心・衛生面がバッチリ確立されているようです。
伊賀の場合
まだまだ、開発途上ではあるけれど『結』の力をもって、それぞれの得意分野のみなさんの力を借り、関係機関との連携を広げ、地域のみなさんに『あてにされる仕事をしていきたい!!』と・・・】
ついに、中森さんたちの思いが実現するのですね、素直に嬉しい。
2011年のNINJAフェスタでは「新企画」としてこんなこともありました、この企画はずっと続いてます、今年も続く予感!(笑)
【今年(2011年)の「まちかど忍者道場・手裏剣&足湯道場」にて、忍者犬さんにプレゼント
(中日新聞より)
芭蕉農林さんでは、ただ今せっせと「伊賀産手裏剣形鹿肉ジャーキー」作ってくださってます。
ワンちゃんたちのお口に入ることを願って日々増産体制だそうですが、何せ1枚ずつ手作り・・・ありがとうございます。】
【有害獣加工 ブランド「みえジビエ」に期待 鈴木知事「施設増やしたい」
有害獣の野生鹿などを加工してブランド「みえジビエ」として販売する県の取り組みが注目を集めている。拠点となる伊賀市山畑の野生獸処理施設「かじか」を20日、鈴木英敬知事が初めて訪問し「熟練の技を見た。人材育成も含め今後このような施設をさらに増やしたい」とブランド化に期待した。
施設は、林業のシカによる食害対策に関連し「命を無駄にせず有効に活用し、地域産業の活性化に役立てよう」と伊賀市の猟友会と林業事業者が県の協力を得て昨年12月から操業。「いがまち里山の幸利活用組合」(中森秀治組合長)が運営し、地元猟友会と協力し捕獲の連絡を受けた従業員が、保冷車で駆けつけ処理している。
この日、鈴木知事は平屋建て約65平方メートルの施設内に並んだ処理機器を見学。マスク姿で肉の分別作業にも立ち会い「ダイナミックな作業かと思ったが、大変緻密な作業だった」と驚いていた。
県によると、ハンターの高齢化や減少傾向が進む一方で、平均気温の上昇や栄養状態がよくなったことで出産年齢の低下と早熟化が進み、シカの個体数が急増。平成23年の狩猟以外の県内有害駆除頭数はニホンジカが6027頭で10年前の10倍以上、イノシシも3102頭で6・6倍以上だが、県内被害額はニホンジカが2・25倍の4億円以上)、イノシシが2・4倍の1億8800万と増え続けている。こうした現状に駆除後に山に埋めるなどしていた有害獣の有効活用を計画。シカやイノシシの肉を、安全、安心に食べられる県産ブランドとして流通させようと捕獲から解体、流通まで、衛生、品質管理の方法を昨年3月にマニュアル化した。
「かじか」は、その拠点で総事業費は約1151万円のうち約484万円を県の野生獣処理のための補助金を受けた県内では初の施設。施設の年間目標はシカとイノシシで360頭を処理し、約865万円の売り上げを見込んでいる。
一方、県は、県内で処理したシカなどで生まれた製品のブランド名を「みえジビエ」として民間を通じて販売。狩猟で得た高級食材の鳥獣を食材にしたフランス料理「ジビエ」にちなんでいる。
今後、3月1日に県産のシカの革を使った名刺入れ「REGALO(レガーロ)」を新発売する。また、シカなどを3月中にもソーセージなどに加工し売り出す予定。】
毎日新聞(2/21付)
そういえば、2011年1月に「産学官連携セミナー」で教えてもらったことがあります。(2011.1.29記事より)
【地域で捕れたものは(採れる)、地域に住む者の責任として活用=消費できないか?
単に「獣」としてみれば、人間にとって迷惑なもの・「害」なもの、なんですけど、それをそのまま放っておいてもより良い関係にはなりません。
同じ地域に住む者として「獣」といえども、何か「活かす術はないものか」、「害」として排除するだけが人間のするべきことではないはずで、個人・グループ・産・学・官で『持続可能な有効活用』を模索しています。
同じ伊賀に住む人間と獣の共存共栄を考えていきたい・・・と、熱く語る「㈲芭蕉農林」の中森さん。
毎度の事ながら、「産学官連携セミナー」には多くの聴講者がみえます。
発表する側も励みになるのではないかと・・・
「質疑応答」もなかなか熱心!
好奇心だけで行くワタシは、なんとなく恥ずかしい気もする・・・けど、「気になるお話」は聴きたいものです(笑)。
中森さんの発表に戻りまして、レジメより
ごあいさつ
今日のお話のあらすじ
丹波市の有害獣利活用研修の模様
丹波の場合、獣が捕られて加工され利活用される過程において「入口から出口」まで後戻りする工程は一切ありません、とのこと。
人間にも「ジビエ」料理として提供するからには、安全・安心・衛生面がバッチリ確立されているようです。
伊賀の場合
まだまだ、開発途上ではあるけれど『結』の力をもって、それぞれの得意分野のみなさんの力を借り、関係機関との連携を広げ、地域のみなさんに『あてにされる仕事をしていきたい!!』と・・・】
ついに、中森さんたちの思いが実現するのですね、素直に嬉しい。
2011年のNINJAフェスタでは「新企画」としてこんなこともありました、この企画はずっと続いてます、今年も続く予感!(笑)
【今年(2011年)の「まちかど忍者道場・手裏剣&足湯道場」にて、忍者犬さんにプレゼント
(中日新聞より)
芭蕉農林さんでは、ただ今せっせと「伊賀産手裏剣形鹿肉ジャーキー」作ってくださってます。
ワンちゃんたちのお口に入ることを願って日々増産体制だそうですが、何せ1枚ずつ手作り・・・ありがとうございます。】