この総理はある意味凄いですね。国民に国会で説明しないで自分のインタビュー記事の読売新聞を読めと言いました。日本の根幹の憲法を変えるときにこんな軽い発言で逃げてしまうこんな首相に日本を任せていいのでしょうか。共謀罪の答弁でもそうですね。なんぼなんでもこりゃいかん!
安倍首相、憲法改正の考え問われ「読売新聞をぜひ熟読して」と答弁、野党から批判
午後には民進党の長妻昭議員が、安倍晋三首相の憲法改正発言について「その真意を教えてほしい」と問うた。安倍首相は憲法記念日の5月3日、憲法9条を2020年までに改正し、自衛隊の存在を明文化する考えを示している。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】
読売新聞のインタビュー(4月26日に実施)や保守団体「日本会議」が主導する集会で明らかにしたものだ。
「私が今回ビデオメッセージなどを通じ、自民党総裁として憲法改正への考えを公にしたのは、国会で政党間における議論を活性化させるため」
「なぜ急に」。そう長妻議員が聞くと、こうも答えた。
「いよいよ、憲法審査会において議論が佳境に入っていく時を迎えていく」
ただ、肝心の「真意」については「この場には自民党総裁としてではなく、内閣総理大臣として立っている」として答弁を控え、こう語った。
「どうぞ憲法審査会において活発な議論をしたらいかがでしょうか」
自衛隊を「国防軍」とすることなどを明記した自民党改憲草案を「取り下げるのか」と問いただした。
これに対する安倍首相の答弁はこうだ。
「自民党総裁としての考え方は読売新聞に相当詳しく書いてあるから、ぜひ熟読していただきたい」
この発言に委員会室は騒然となったが、安倍首相は続けた。
「党総裁としての考えをここで縷々述べるべきではなく、そこで知っていただきたいということ。その中で、草案との考え方についても説明している。そもそも、新聞記事などを発端に質問をされている」
「草案は自民党の考え方を申し上げたもので、取り下げる取り下げないの問題ではない。これがそのまま通るとは考えていません。憲法審査会の中でだんだん議論が収れんしていくもの」
答弁後、委員長から安倍首相に「新聞社の件など不適切でありますので、今後気をつけていただきたい」との呼びかけが。長妻議員も「長年国会で質問しているが、自分の発言は読売新聞で読めという答弁は初めて」と苦言を呈した。