あの未曾有の震災から 今日で5年をむかえます。
連日 TV等では
震災の特集を組んでいますね。
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映像をみると 胸が詰まったり 涙がこぼれたり
怖かった 不安だった時間を 思い出したり。
まだ幼かった 子どもたちが それぞれ 5年のときを経て
今朝 朝食時に 震災当日の話がでました。
あのときの記憶すらない 0歳だった長女。
スキー場にいた 5歳の次男。
小学校の校庭に避難して 震えていた10歳の長男。
会社の事務所にいた私の頭の中は 子どもたちの安否そのことのみだったと思います。 (旦那・・・だいちょうぶです
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長女をおんぶし 両手に 次男と 長男の 手をしっかり握り締めて 家財道具がひっくり返った自宅に戻れたのは
夜の 10時過ぎ
これから どうしていこうか 途方にくれていたとき
一時帰宅し 私たちの安否を確認した旦那が一言
『中倉の実家に避難しろ』 と。
何も持たず 実家に避難し 親戚の顔をみたときの安堵感
子どもたちの表情が生き返り
不安が吹き飛ぶ 瞬間を今でも忘れることができません。
あれから5年
それぞれに成長した子どもたちをみるたびに
旦那の実家がなければ 私一人では不安におびえる子どもたちを守りきることが出来なかったと振り返るのです。
3月11日が 来るたびに 災害に対するたくさんの教訓と そして 周りの人たちへの感謝を 忘れない日にしたいと思っています。
そして 読み始めたもの
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心理学者で有名な河合隼雄先生の本です。 とてもいい本です。
大人も 子どもも 無理をしたり 我慢をしたり
そんな
こころのケアも 必要なのだと思います。