何気に 考えていたことが
誰かとの会話で 合致するということが よくあるんですね~
仕事柄 様々な業種の方や ポジションの方とお話させていただくのですが
ありがたい気づきになったりします。
人生に必要な 『役割』という存在
長く仕事に携わり リタイヤし 時間ができたことで
初めの頃は時間が出来た事がうれしくて、あれもこれもとやってみたいことを思い巡らし、
自由な時間を満喫し・・・ ストレスフリーになったはずなのに・・・
なぜか 長い時間が流れていくと
次第に寂しさや虚しさで心が埋め尽くされるようになってくるというのです。
自分はこの先どうなりたくて何がしたいのか、
それどころか自分がこの世の何者なのかさえ分からなくなってしまうと
自分なんて必要じゃないんじゃないかとさえ思えてしまうと。
周りに相談すると
うつの兆候にあると言われ はっと したと話していました。
もちろん
リタイア後に同じ趣味の仲間を自分から見つけて楽しめる人もいるでしょう。
しかし
そうでない人は人間関係のストレスは圧倒的に減る分、孤独感や疎外感を強く感じるようになり
退職後はうつ病を発症するリスクが40%も高まるというデータもあるようです
とにかく時間が欲しい・・・
現役中の世代は 誰しも思っているかもしれません。
家事に 子育てに 仕事に プライベート 趣味
喉から手が出るほど強く欲しているのは、潤沢な「時間」なのかもしれません。
時間があれば、本も好きなだけ読めるし映画も見放題、日数を気にしないで旅行も出来る、夢のような日々
しかし 私が思い描いている 夢のような自由な時間は 実際とは随分ちがっているようなのです。
こんなコラムを読みました。
(WEB記事抜粋~)
ストレスの多い人の方が人生の満足度が高い
スタンフォード大学の心理学者のケリー・マクゴニガル博士が
自身の著書の中で「ストレスの欠如は人を不幸にする」と述べています。
ストレスと生きがいは強く結びついているのだそうです。
「18歳未満の子供を養育している人達は、毎日多くのストレスを感じていると同時に、
ほほえんだり、笑ったりする事が多い事が分かりました。
また、起業家の場合、前日に大きなストレスを感じたと答えた人達は、
同じ日に興味深いことを学んだと答えている事がわかりました。」
また、
「多くの人は、こんなに忙しくなかったら、もっと幸せになれるのにと思っていますが、
実際は正反対なのです。やるべきことが多過ぎるくらいでも、忙しい人のほうが幸せを感じています。
だからこそ、急にやることがなくなって暇になってしまうと、危険なのです。」
とも述べています。
ストレスの多い人の方が、愛情や健康に恵まれ、人生に対する満足度が高いと彼女は言うのです。
...
居場所とは「役割」のある場所
人が孤独感に苛まれた時に何を求めるかと言えば、
それは単純に「人の温もり」だろうと思います。
誰かのそばにいる、誰かと心が繋がっている。
それは、遠くにいても近くにいても同じことです。
心を通わせるということは、自分の居場所を見つけることでもあります。
自分の居場所、それは「自分の役割のある場所」と言えるかも知れません。
それと同じように、社会の中で疎外感を感じるのは、
自分が身を置いているはずの場所に自分の居場所がないように感じた時なのではないでしょうか。
だとすれば、逆に社会の中に「役割」を見いだすことが出来れば、
自分の居場所が見つかり、途方に暮れる程の孤独感からも少しは解放されるような気がします。
...
自ら人と関わることで役割を見いだす
では仕事以外で社会の中に役割を見いだすには、どうすれば良いのでしょう。
自分の心が温かさに包まれるのはどんな時かと言えば、やはり人との繋がりを感じた時です。
そして人は人の役に立てた時が、何よりも強く満足感を得られるように思います。
だとすれば役割を見いだすには、自分から進んで人に関わっていくことが一番の近道となるとは言えないでしょうか。
同じくケリー・マクゴニガル博士が述べています。
「ストレスを感じるのは、人生がうまくいっていないしるしではなくて、
自分にとって大事な活動や人間関係に、どれだけ熱心に取り組んでいるかを示すバロメーターと言えるでしょう。」
...
なるほど~ですね~
ストレス というと とかく悪いものに捉えられがちですが
受け止め方次第では 自分にとって必要であり 見直す気づきになったり
自らを 律することとなるのかもしれませんね。
ふっとこの本を思い出しました
受け取り方によって 捉え方によって 形変わるものに気づかされる本です。
忙し 忙し と言いながら 本日は ムスメの授業参観
次男の弁当作りに練習アシスト まもなくに迫る長男の留学準備
あくせく
あくせく
彼らに振り回されながら 日々を過ごしているうちが
はななのかもしれません~。