ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210207 酒米ビール

2021年02月07日 | 食べ歩き・お酒 他
JR西日本限定4万本の酒米ビールをいただきました

薄い色です 
口をつけるとグラスの中からさわやかな甘いやさしい華やかな香りがします
ベルギービールの1種のような 軽やかな味です

ビール原料に加えて、石川県産五百万石、兵庫県産山田錦、広島県産八反錦が
使われているとのことです

検索したところ、
コロナの影響で余ってしまった酒米を利用して
農家を応援しようという商品だ・・・とのことです
限定に弱い私としては、感激の美味しさでした
貴重なお酒をいただき、ご馳走様でした
 
 


一緒にいただいたのは、タレに興味があって購入した納豆と

ツナ缶でつくったニンジンしりしり
 
ご馳走様でした

210207 冬芽 梅ノ木天神社から歩いた・・・冬芽わからん・宿題ばかり アオダモ・ウメ・メタセコイア・マサキ

2021年02月07日 | 植物・園芸など
 

小学校の校庭沿いに大きな芽、アオギリと思われる
アオギリ青桐
Firmiana simplex (L.) W.F.Wight
フィルミアナ シンプクレス
アオイ科(旧アオギリ科) アオギリ属
冬芽ハンドブックp.66
 
 
シダレウメが美しいその名も梅ノ木天神社、菅原道真を祀っている

匂い起こせよ梅の花は紅梅だったという説がある

萼が緑の八重の白梅、抱え咲き

萼が紅い桃色の梅

萼が紅いので紅梅かと思った白梅

白梅でした
この写真の左から2番目の枝の先端に冬芽と枝痕(しこん)
梅の枝は緑色で、先端に枝痕がある
 
ウメ 
Prunus mume Siebold et Zucc.
プルヌス ムメ
バラ科 スモモ属
 
いま、梅は3~400品種あり、その1割ほどが流通しているとのこと
実ウメと花ウメに分類学上の差はない
梅干し、梅酢、薬にもなるウメだが、生食はしない(青梅は有毒)
 
730年、万葉集に詠まれた和歌はサクラ40首に対してウメ120首
元号・令和のもととなった万葉集「梅花の宴」で改めて注目された
万葉集に詠まれた花の中で2番目に多く詠まれたウメは、
中国原産で朝鮮半島をへて日本へやってきた樹
奈良時代当時白くて一重で小輪のもの(野梅)だったという
主に果実が利用され、庭に植えて観賞する、園芸のルーツ、ウメ
 
紅梅が文献に登場するのは平安時代の9世紀後半
菅原道真はその居宅を「紅梅殿」と呼んだ
東風吹かば・・・と詠んだのは紅梅だといわれる
 
江戸時代に染色・薬用に栽培が盛んになり、品種改良が進んだ
現在の園芸品種には白花から濃赤色まで豊富で
八重咲き・咲き分け、枝垂れ・雲龍樹形など花だけでなく樹形も観賞対象となる
またそのふくいくたる香りが春の到来を告げる
いけばなでは、枝ぶりの優美さと力強さを生かす
一種いけ、一枝、紅白の祝い花など、
取り合わせる花材によりにより豪華で格調高いものになる
排水の良い地を好み、実ウメは品種により自家結実性が低かったり花粉の出ない品種もあるので1本だけ植えると実が付かないこともある
 
万葉集巻五の「梅花謌卅二首并序(梅花の歌 三十二首、并せて序)」
大宰府の大伴旅人の家に集まった32人の歌人が
それまで、漢詩で歌われていた梅を題材に和歌を詠んだという
・・・・・・・・・・
初春の令月にして、気淑く風和ぐ。→初春の令(佳き)月で、空気は清く澄みわたり、風は和(なご)やかにそよいでいる。
・・・・・・・・・・・
よろしく園梅を賦して、いささかに短詠を成すべし。→さあ、この園梅を題として、しばし倭の歌を詠むがよい。
 
手話では 、つぼみが開いて花が咲くように指先をゆっくりと開く動きで「令和」の表現するそうです
 
日本史のおさらいをすると
万葉集の大伴旅人は665~731年(飛鳥時代~奈良時代)
梅ノ木天神社がお祀りする菅原道真は845~903年(平安時代)
 
和歌を詠む素養は無いけれど
緊急事態宣言下でなければ、小石川植物園の日本庭園や小石川後楽園へウメを見に行きたいな・・・
 
 
参考: 趣味の園芸2021年2月 みんなの趣味の園芸
冬芽ハンドブックp.37
ポケットガイド庭木・街の木p.120
現代いけばな花材事典p.91
 

 
先がやや尖った卵形で淡い青紫色の独特の冬芽
両側に頂生側芽が2個お供というか脇侍のようについている


葉痕は半円形で、維管束はU字形
ただ、幹は灰色で滑らか・・・ではないな・・・
アオダモは「幹に白点が出やすい」とある
ただ、マルバアオダモより寒冷地に生えるとある
アオダモはバットなどに利用される樹
 
アオダモ 別名コバノトネリコ
Fraxinus lanuginosa Koidz. f. serrata (Nakai) Murata
フラクシヌス ラヌギノサ セラタ
モクセイ科 トネリコ属
 
 



・・・宿題
 


冬芽がほどけてきたところ
・・・宿題
 


対生、幹は縦に裂ける

特徴のある対生の側芽・・・「芽対生コイア」と覚えよとある
小さく白い葉痕(だけ)が見える
側芽の上に白い落枝痕がある
メタセコイアのようです
メタセコイアといえば、生きている化石
小石川植物園でみた→201212小石川植物園のメタセコイア
青木町運動公園のランニングコースにも生えていた
園芸学部松戸キャンパスでも見た
よく似たラクウショウは枝も葉も小葉も互生
こんな、マンション街の庭に植わっているんだ、メタセコイア
 
メタセコイア 別名アケボノスギ
Metasequoia glyptostroboides Hu et W.C.Cheng
メタセコイア グリプトストロボイデス
ヒノキ科 アケボノスギ属
 
参考: 冬芽ハンドブックp.85
 

マユミに似た実が付いている
ここにも大きな冬芽があった
マサキ
Euonymus japonicus Thunb.
エウオニムス ヤポニクス
ニシキギ科 ニシキギ属
 

コブシ
コブシ・モクレン・ハクモクレンは毛でおおわれた大きな花芽が共通している
葉痕の維管束痕が一列に並んでいたらコブシ
この写真には写ってないけど
 
コブシ辛夷
Magnolia kobus DC.
マグノリア コブス
モクレン科 モクレン属
 

大きな蕾はこれも冬芽・花芽といっていいのかも

冬芽ハンドブックは落葉樹の図鑑なので常緑のツツジ科は載ってないけど
大きな冬芽は花芽
尖っているのはおそらく葉芽または枝が伸びる芽
 
シャクナゲ石楠花
ツツジ科 ツツジ属
Rhododendron degronianum Carrière これはアズマシャクナゲの学名
ロドデンドロン
また歩いて見よう