ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

211209 外苑〜東御苑へ 街路樹などを楽しみながら

2021年12月09日 | 植物・園芸など
昨年、この木の落ち葉を見て、初めてナンキンハゼを知りました

後ろに見えるイチョウは木全体が黄色ですが、
ナンキンハゼは一斉に黄葉するのではなくーショになっています

ナンキンハゼの樹皮 灰褐色で不規則に縦に裂けている

1枚の葉もグラデーションになっています
白い実が見えます。いつも参考にしている「松江の植物図鑑」を読んでみると
果実はさく果で3稜ある。10〜11月に褐色に熟して裂け、3個の種子を出す。種子は約7mm、白いロウ質の仮種皮に包まれ、冬になっても果実の中軸についたまま残っていることが多い。 
白く見えるのは種子を包む仮種皮なんですね
さく果→アサガオ・ホウセンカ・ヤマユリのように、単果・乾果・裂果に属し、2枚以上の心皮からなる多心皮性子房からできた果実。成熟すると数室に烈開する
仮種皮→種子の表面をおおう付属物。珠柄・胎座席が種子の外側を覆い種皮のようにみえる構造。イチイの赤い部分は仮種皮が果肉となったもの。
 
ナンキンハゼ
Triadica sebifera (L.) Small
トリアディカ セビフェラ 読み方?
トウダイグサ科 ナンキンハゼ属
 


ヤツデ 花の作りは読んでもよくわからん
→おばQの頭の毛みたいに見えているのは柱頭、これは両性花の花弁と先に熟した雄しべが落ちて雌しべ・子房が残った状態、それが集まり球状の花序になっている。枝の下についている小fさい花序は雄花→ということか?この冬の宿題
Fatsia japonica (Thunb.) Decne. et Planch.
ファツィア(ファトシア) ヤポニカ
ウコギ科 ヤツデ属
 


絵画館の周りの道、ひときわ鮮やかな紅葉は

トウカエデかフウか・・・鋸歯があるようなのでフウ、フウはフウ科(旧マンサク科)で互生、トウカエデは鋸歯が無く(あるいは目立たず)ムクロジ科で対生
Liquidambar formosana Hance
リクイダンバル(リクイダンバー) フォルモサナ(フォルモーサナ)
フウ(旧マンサク)科 フウ属
 
 
草月展を見て、東御苑へ
 
いそいで通り抜けた北の丸公園で

アオキ(星斑)
Aucuba japonica Thunb. 
アウクバ(アウキューバ) ヤポニカの園芸品種
 
坂を下って東御苑へは北詰橋門から入りました


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