今日は、師範取得の皆さんが 同じ花材でいける日
同じ花材でも、いける人が違うと、花器が違うし、いけかたも違って
面白い
早く来た人から
枝ものはサンゴミズキとタニワタリ か トサミズキから選ぶ
花ものはガーベラ か アイリス から 選ぶ
クリスマスを意識して、赤いサンゴミズキをいけて見ることにした
緑のタニワタリと白い花器
ほかに、赤と金のトルネード花留
赤緑白金はクリスマスカラー
先生に見ていただく
そうね・・・・・・・(長い沈黙)
楽しいわね いいんじゃない? こういう花は、直しようがないわ
どう?玄関に・・・
ということで 玄関の花に採用されました
実は、お稽古でいけおわると、すぐに全部抜いて、
家に持ち帰ると、家にある花器でまた別のいけ方でいける
いきおい、ここで、先生が見てくださる間だけ可能ないけ方をしてしまうことがしばしば・・・
今日は、ガーベラを折り曲げて下に向けてあるので、玄関で1週間、水をあげて持たないのではないかと思います、と申告すると、先生がいけかえてくださいました
後から来た方が
「おもしろいクリスマスだ」といってくださった
ちょっとうれしかった
今日、私はサンゴミズキを 森の木のようにまっすぐ立てたけれども
Yさんは小枝をとって、曲線に 葉も同様に曲線で 花器はオレンジ色
別の方は途中で山折りして鋭い直線に 葉も短く直線で 花器は落ち着いた深緑
また別の方はくるくると軽やかな曲線に 葉も花器にくるくる巻いて 花器は黄色
みんな、違う 面白いもんだ
11月30日今月第3回目のお稽古の様子はこちら↓
https://blog.goo.ne.jp/saikeso/e/7d4fbf6e9d1fa7972140aaff24ea3cae
前のT子先生・・・私がいけばなの1から手ほどきをうけたT子先生は、よく
「先生お願いします」と言ってみていただくと
わたしの花の前で困ったように沈黙され
小さな声で「わたし・・・わからない・・・」とおっしゃることがたびたびだった・・・
今のT先生に、そのことをお話しすると「T子先生は正統派、遊びはあまりなさらない方だった」と
そんな、お話になったのも、お稽古場が来年度移転することになり、先生が古いアルバムを整理していたら
昔の先生方のお若いころの御着物姿のお写真が出てきて
今日はひとしきり昔話に花が咲いたから
白樺をテーマにいけた勉強会の様子や、まだ教科書のない時代の基本形の作品などの白黒写真
今のT先生の学生の頃にいけたお花もあった
わたし、だらだらと 途中休み休み、お稽古の月日は長くなってきたけど
技術・感性・発想・・・もろもろ 向上しているんだろうか
明後日は、先生と同級生とでフラワーアレンジの展覧会を見に行く予定
いけばなとアレンジと 近いようで違う
楽しみだな
サンゴミズキ Cornus alba'Sibirica'(コルヌス アルバ'シビリカ') ミズキ属
紅色の枝をサンゴに見立てた和名
市場に流通するのは10~12月
安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007.日本花名鑑④ アボック社:99
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