ねこじゃらし2

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190709 木を知ろう・森を知ろう会 沼ッ原湿原 2/2

2019年07月10日 | 植物・園芸など

湿原を横切る木道を東へ
霧、曇りでしたが、雨に降られなくてラッキーでした

コバイケイソウ 湿原に来た! という気持ちが高まります

本州の中部以北の高山帯の日当たりのよい少し湿った地に生える多年生草本。小形の梅蕙草の意味。
バイケイソウは、花が白梅の感があり、葉は蕙蘭(シンビジウム→シラン)に似ている。



シモツケ これは木です
もう一種、ベニバナシモツケソウ(草本)があるはずでしたが、私は見つけられませんでした
シモツケソウは葉に切れ込みがある




カラマツソウ属


モウセンゴケを探しましたが、見つけられませんでした・・・


トキソウ 朱鷺草 和名は、トキの羽色、淡い紅色をした花の色にもとづく


ノアザミ 本州、四国、九州の山野に最もふつうな多年生草本 改良品種が切花に使われる
周りのシダは…⁇


イヌコリヤナギ 各地の原野や溝のちかか、山地の湿ったところに生える落葉低木。雌雄異株。柳行李の材料のコリヤナギと似ているが利用価値がないから、犬行李柳。


フジキ藤木(別名ヤマエンジュ ) 福島県以西の山中に生える落葉高木。夏に複総状花序を出して、多数の白色の蝶形花をつける。


一面のニッコウキスゲを期待して行ったのですが、シカの食害で、わずかに木道の間や金網で守られた所に見ることが出来ただけでした


湿原の西側で南に曲がり、揚水ダムの近くで、折り返しました

ズミ(別名コナシ、コリンゴ バラ科) 高さ6~10m 日本全土の山野に生える落葉低木
小枝は硬く、しばしばトゲ状になる 
葉は長楕円形のものと、若枝の3~5裂する葉と、二形がみられる


カラマツの小さな松ぼっくり 
戦後に植林されたものが見られる
落葉高木 葉は長枝ではらせん状につくが、短枝では20~30本束状につく
秋の黄葉が美しい


サワラン沢蘭(アサヒラン旭蘭) 北海道と本州の山中湿地に生える多年草草本


ミネザクラ(別名タカネザクラ) バラ科サクラ属 落葉小高木 
日本の桜の中で最も高いところに自生する


サラサドウダンまたは、ベニサラサドウダン


ヤマハンノキ(カバノキ科) 山野に広く見られる落葉高木
湿原の林の中にひときわ高く見られる
横長の灰色の皮目が目立つ 
葉は卵状長楕円形のハンノキと違い、広卵形~広楕円形で大きな山形の鋸歯があり基部は円形または切形


シナノキはハート形の葉

シナノキの仲間は、花の柄の苞葉が特徴 プロペラのよう


イボタノキ(モクセイ科) No.19 葉先は丸い



戻ったつもりが、道なりに湿原の周囲を回る道に入って北に向かい、そのまま三斗小屋への分かれ道を二筋見送りながら東側を南へ歩き、カラマツの植林を左に見ながら元の東屋へ戻り昼食となりました

階段を上り林の中を歩いて駐車場にもどる 12:10


駐車場近くの展望台からの眺め
眼下にダムの上池がちらっと見えます


フジバカマ 柵の向こうに 河岸の湿った草地に生える多年草 秋の七草


バスで20分ほど下って、発電所へ



係りの方のお話を聞く

記念写真をとって ここでも木の観察

アカシデ(カバノキ科)No.22 たわわに下がる果実

見送られてバスに乗り込み帰路につきました

16:20 帰着・解散
お疲れ様でした

8月はお休み
9月は戦場ヶ原です 楽しみです


参考:
①観察会のしおり
②林将之,2004.フィールドガイド22 葉で見分ける樹木,小学館
③那須塩原市の沼ッ原湿原のHPはこちら→
③平成29.新分類 牧野日本植物図鑑,北隆館

木を知ろう・森を知ろう会



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