木を知ろう森を知ろう会の観察会3/30・31には参加できなかったので
1週間遅れですが、一人で歩いてみました
スタートは中学校前 満開です 期待が膨らみます
橋から
川の東側の歩道は2列に植えられたソメイヨシノのトンネルの中を歩くようです
西側は川に大きく垂れさがるように育ち、見ごたえがあります
ソメイヨシノだけでなく、白いのはオオシマザクラです
この辺りで、17種のサクラが見られます
同じような写真ですが、あまりにきれいなので、川に降りて見ました
向こうに見えるのは調整池
池の周辺は、かつては芝桜が見事でしたが、現在は無く、ユキヤナギとのツーショットで、池の周りの広場を見渡しました
雨の後は、ここに周辺の雨水が流れ込み一面が水面下に沈みます
これは、枝垂れ桜越しに見た調整池
冬にはカモ類やコハクチョウが飛来します
今は、カルガモとガチョウが残っています
いただいた資料から ゆうがお通り周辺で見られる17種のサクラのリストを転載します
栃木県に自生する7種
①エドヒガン ・・・ 早咲き ガク筒は壺型 巨木
②カスミザクラ(ケヤマザクラ) ・・・遅咲き 白い花と緑の葉が同時
③ヤマザクラ ・・・ 白い花と赤褐色の葉が同時
④オオヤマザクラ(エゾヤマザクラ) ・・・ ヤマザクラより遅い 赤みの強い葉と紅色~淡紅色の花が同時 北海道の標本木
⑤チョウジザクラ ・・・ 日本固有種 葉の両面に毛が多い 白花は葉と同時 ガク筒長く花弁短く横から見ると丁字
⑥ミヤマザクラ ・・・ 5~6月に開花 葉が展開した後にくぼみのない花弁が開花
⑦タカネザクラ(ミネザクラ) ・・・ 花は白~淡紅色・小型
分布の標高が高い方から並べると
タカネザクラ→ミヤマザクラ→オオヤマザクラ→カスミザクラ→チョウジザクラ→ヤマザクラ→エドヒガン
県内には自生していない3種
⑧マメザクラ ・・・ 白~淡紅色の小さい花は下を向く
⑨オオシマザクラ ・・・ 白い大きい花と緑~茶色の若葉が同時 葉を桜餅に利用
⑩カンヒザクラ(寒緋桜) ・・・ 沖縄の標本木 緋色の鐘型の花が下向きに咲き、ガク筒についたまま落下
他7種
⑪カワヅザクラ(河津桜) ・・・ 早咲き 葉より先に淡紅紫色の花が咲く
⑫ソメイヨシノ ・・・ エドヒガンとオオシマザクラの雑種 葉が出る前に開花
⑬シダレザクラ(平安後期からイトザクラとして知られる) ・・・ エドヒガンと同じ特徴
⑭カンザン ・・・ 八重 濃紅色
⑮ウコン ・・・ 八重 黄緑色
⑯フゲンゾウ ・・・ 八重 淡紅色
⑰ヒヨドリザクラ(鵯桜) ・・・ 濃紅色の花弁非常に多い
日本の自生種については・・・
*2016年にヨシノザクラが発見されて自生するサクラの新種とされた
*カンヒザクラは自生種ではなく栽培種だとする考えもある
参考
*ゆうがお通り周辺のサクラ 木を知ろう森を知ろう会 2019年
*サクラハンドブック