テキスト5-15にでてくる「ミニアチュール」
家元講習会の折、草月会館の日本間で霞先生の回顧展の形で、写真とともにいけてあった「ミニアチュール」
草月展「なににいけるかそれが問題だ!」でも壁の目の高さの棚に10作位いけてあった
勉強不足で、正直言って、何が面白いのか・何がいけたいのか、よくわからない。・・・ということで、今日の2つ目は、実際に自分でも「ミニアチュール」をやってみることにした
花材は、ガラス花器にいけた残りと、庭から採ってきたアジサイなど
難しかったのは、まず、「花器」。
家にある小さい物では、楊枝入れやお猪口。他にはないかと100円均一ショップやデパートの食器売り場、文房具店などをうろうろうろうろ探してみたけれど見つからない。元家元の故・霞先生は、口紅の蓋や自作花器を使っておられたという
植物の部分をよくみて、いけられそうなところを抽出
なんだかおもしろくなってきた
ヒマワリの花ひとつ(花びらに見える舌状花)、石化柳の飛び出たところ、アジサイの飾り花数個、スターチスの一枝
先生に見ていただいた
机のスペースにあわせた丸盆に変えて、玄関の花に採用されました
「これなら、見た方が、自分でも家にある入れ物にちょっといけてみようかなとおもうかもしれないわね・・・ 楽しいわ」
さらに、お稽古されていた他の方からリンドウ・ナナカマドの実、ソケイの葉、ヒペリカムなどをいただいて、花の重複を減らすように先生に手を入れていただいて、いけたのが下の写真
実際にやってみたら、意外に楽しかった
お盆を変える作業で気が付いたことがある。それは、花器の配置と間。
丸盆にのせたらぎっしり窮屈になった。違和感がある。それで、花器を減らして間をあけたら少し落ち着いた。
並べ方で全然違う。あらためて写真をみると、最初の四角い盆のときは、なにか基本立真型の真・副(そえ)・控のようになっている。あれこれ動かしながら、花型なんで考えずに無意識に落ち着くところへ並べただけなのだけれど
しか~~し、展覧会や草月会館で見た「ミニアチュール」の器は、今日の器のさらに半分以下の大きさ。今日のは「小さな花器にいけた」位の感じで、本当の「ミニアチュール」ではなかったんではないか、との思いがぬぐえない。
花器として売っていたなかでは、池袋の東武百貨店でやっていた有田焼の催事場で見つけた「なみだつぼ」がまさにミニアチュールサイズだった
けれども、1個3,000円也の価格に手が出なかった
有田焼のなみだつぼの写真は→こちら
またやってみよう「ミニアチュール」
家を片付けて、飾れるスペースを作っておいて
花材:ヒマワリ・石化柳・スターチス・リンドウ・ソケイ・ナナカマド・ヒペリカム・アジサイ
花器:ガラスお猪口・100円均一フラワーベース・升・楊枝入れ(陶器・金属)・試験管
下に敷いたのは:会館のお台所からお借りしたお盆(四角・丸)
草月流いけばな 元家元 故・霞先生のミニアチュールの写真は こちら→
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