通院のため外出
近所の八重桜
八重桜、品種名不明
街の公園で、シダレザクラ
サクラハンドブックに枝垂れサクラは2種とそれぞれ似た2品種のっていた
イトザクラとヤエベニシダレ、どちらもエドヒガン
ヤエベニシダレ八重紅枝垂と思われる
ヤエベニシダレ八重紅枝垂と思われる
サクラハンドブックによると
キクシダレは花弁が50枚以上・開花時に若葉も伸びる
ウジョウシダレは花弁がよじれず平らに開き、萼片は縦長、萼筒が無い花もある
そしてエドヒガン'ヤエベニシダレ’は
古くより栽培され、平安神宮などが名所
やや濃いピンク色で細長く10~14㎜と小型、よじれ・うねりあり
萼片は細長五角形小型2~3mmで鋸歯あり
萼筒は壺形を帯びた短い筒型長さ5~6mm→ちがうな、公園でみたこの枝垂桜の萼筒はイトザクラに似ている
萼筒と小花柄に短毛が多い
最下の苞は脱落する
あらためて
エドヒガンの学名は
Cerasus itosakura (Siebold) Masam. et S.Suzuki var. itosakura f. ascendens (Makino) H.Ohba et H.Ikeda
・・・長い
イトザクラの変種のまた品種という位置づけ?ascendensは「上行の」
商店街のオオシマザクラ 芳香のある大きな白い花が緑色~茶色の若葉と同時に開く・・・匂いを嗅いでくるのを忘れた
桜ってこのように幹から直接咲いたりする
花弁は白色で大型
ピンボケですが・・・
萼片は大型で細長く7~10mmで鋸歯がある
萼筒も細い筒状の釣鐘形 最下の苞葉は広く大きく長さ9~12mmで先端は鋸歯が長く述びて枝分かれしたりして縁が内側に巻き込むことは無い
・・・確かに苞が長くて葉みたいだ
葉は両面とも毛がなく厚いので塩漬けにして桜餅に使われる
大型で中央で最も幅広く、先は徐々に細くなり尾状に伸びる
つけ根は(見えないけど)丸いかくさび形
鋸歯は外向きに開き先が糸のように伸びるのがオオシマザクラの特徴
この写真では見えない葉柄は無毛
・・・葉ってはじめ2つ折りで、それが開くんだな
オオシマザクラ
Cerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba
ケラスス スペシオサ
speciosaは「美しい」
一駅歩きました
今日はソメイヨシノの後ろ姿を見てきました
ソメイヨシノ 染井吉野
Cerasus x yedoensis (Matsum.) Masam. et S.Suzuki
ケラスス エドエンシス
バラ科 サクラ属
花弁は白色に近い淡いピンク色、楕円形、長さ15mm前後、縦方向にしわ
萼片の長さ5~6mm、細長く先は尖がるがやや鈍く、著しい鋸歯目立つ
萼筒は7~8mm、わずかに壺型を帯びた筒形(肩が張っている感じ)、ふくらみ部分は縦に長く、短毛が多い
小花柄は開いた短毛が密にある
最下の苞は丸みのあるくさび形で外面にも毛が多い
受診を終えて、又一駅歩きました
先週は咲いていたカンザクラもいまはまばらになって葉が展開していた
カンヒザクラ
Cerasus campanulata (Maxim.) Masam. et S.Suzuki
ケラスス カンパヌラタ
中央より上で最も幅が広く細長く厚くて硬い
先は急に細まり短い尾状(これは長いように思えるが・・・)
両面とも無毛
葉柄は無毛で短い15mm以下
単鋸歯は浅く上向きに伏せ、先はほとんど伸びない
campanulataは「鐘形の」
こうしてみると、オオシマザクラとカンヒザクラ、葉も結構違うな
一重の枝垂れはハンドブックに3つ
エドヒガンの枝垂れるタイプのイトザクラ
エドヒガンのベニシダレ→このお宅のはこれかな
葉が同時に展開するセンダイシダレ
県民健康センターには枝垂れの大木が3本
エドヒガンのベニシダレは紅色が濃く花弁が細長卵形で縁が内側に巻くほかはイトザクラと同じ
イトザクラ 別名シダレザクラ
Cerasus itosakura (Siebold) Masam. et S.Suzuki f. itosakura
一般に枝垂れ桜といわれるのはイトザクラだが変化が多い
花弁は淡紅色~白色で13mm以下
萼片は小型で三角形の卵形、3~5mm、細かい鋸歯が多い
萼筒は長さ5~7mmの壺形で膨れた球部分は真直ぐな部分より大きく開いた毛が密生する
小花柄にはやや上向きの毛が密生する
最下の苞は脱落して残っていない
県民健康センターには枝垂れの大木が3本
枝垂れ桜・・・いいなあ・・・可愛い・・・近づいてみると舞妓さんの「かんざし」みたい
葉もなく苞もなく枝も細いのでそう感じるのかも
県危機管理防災センターの桜並木は高さ20mはあろうかという大木
一本まったく咲いていないで小さな葉がついているのは天狗巣病?か(それを避けて写真撮りました)
見てる分には気が付かなかったけど、こうして写真に撮ってみると、電線・電柱が無いといいのになあ・・・と思う
電線の埋設工事をしているところもあるけれど、防災にも花見にもいいことかもしれない
冬芽ハンドブックもおもしろいけど同定がむずかしかった
サクラハンドブックもおもしろいけど同定がむずかしい
ラベルの付いている木でサクラでハンドブックと読み比べて見みたい
参考: サクラハンドブック、日本花名鑑④p.353~367
遅咲きの桜が咲くころはワクチンの順番がまわてくるだろうか