自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

かつ丼食べたいの

2014-05-16 06:46:17 | ひとり言
おとといの晩、母親から呼び出しがあった。


腰の具合が悪いから、医者へ連れて行ってほしい、とのこと。


きのうは、都合のいいことにボクに時間の余裕があったので、午後にいつもの下北沢の病院へ。


施設からは、車で約30分。



車中では、いつものよに「グチと文句」のオンパレード。


「遠いいねぇ、疲れちゃうんだよねぇ。でも、近くの医者はダメなのよ。まったくダメ。効かない注射しか打たないからねぇ」


「そうか、下北沢に引っ越しちゃおうか。ちっちゃなマンションだったらいいでしょ。あっ、だめか、一人じゃ住めないもんねぇ」


「腰が痛くて、食欲ないんだよねぇ」


「施設の人はいいんだけどね、食事がダメなんだよね。肉がひとっつも出ないんだから」


約30分の道中、ボクはただひたすら聞き続ける。


だからなおさらなのかもしれないけど、出るは出るは、次から次によくこんなに文句や愚痴が出てくるのかと思うほどに。


傾聴というものの力のすごさを、まざまざと味わうのであります。


もちろん、ボクの心の中で、この母親の言動に対して、心の中で「愚痴と文句」を返しているのだから、母親と何も変わらないのです。


まぁ、こんなやりとりが、ボクたち母子の常なんですが・・・・。


帰り際に、


「かつどんたべたい」


「それから、シュウマイと・・・・・そうだ、鳥のから揚げもいいね。あと、こんぶ、ほら山椒の入ってるやつ」


腰が痛くて食欲がないって言ってただろ!!!と、心の中で叫びつつ、


買い物についてくる、といった母親を車において、(本人まことに疲れ切っておりましたので)高島屋地下のひろーーーい食品売り場を走り回り、希望の品々を集めたのであります。


夕刻、大満足?の母親に別れを告げて、帰途、どっと疲れが・・・。


振り回されるのは、本当にしんどい。


でも、間違いなく、ボクはこの母親のDNAを受け継いでいる。


あー、クエストのスタッフに頭があがらない・・・・。








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