自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

ぼちぼちいこか

2007-01-23 10:44:45 | 絵本
ときに、自分の愚かさや、バカさ加減にうんざりしてしまうことがあります。

今朝の自分が、そんな自分でした。

鏡に向かって、自分をののしってみたり、繰り返す愚かさに背筋が寒くなる想いでした。

それがどんなことなのかは・・・・秘密です。

しかし、今朝はそれだけにとどまらなかった。

いつものように、6:45に家を出て、チャリでまっしぐらにジムへ。
今日のトレーニングと、最近始めた、毎週火曜日のスタジオの「ハタヨガ」のことをイメージしながら、たちこぎなんかしちゃいながら元気に向かったわけですよ。

到着してみると、玄関が暗い。

あちゃー・・・これで二度目です。毎月22日は休館日。
がっくりしながら、帰るわけです。

帰り道に、いつもなら休館日は渋谷のジムに行ってトレーニングをするのですが、あーめんどくさい・・・
明日にしよっかな・・・
いやいや、明日の午前中は予定があるし・・・・
でも、今から行くと遅くなっちゃうしなぁ・・・・

とあれこれ考えながら、家に到着。

しばらく考えた末に、よしやっぱり渋谷に行こう!

そしてテクテクと駅まで歩き、電車に乗って行きました。
ハチ公前のTVカメラに向かってはしゃいでいる、やたら陽気なカップルを尻目に、足早にジムへ。

そして・・・・

なんと、渋谷も休館日??????

よく見てみたら、今日は23日。
えっ、何?何が起きてるの?
しばし戸惑っていると無情な張り紙が・・・・
そこにはなんと「全館休館日」と表示されているではありませんか!

あーそうだよ、今朝家を出がけに、携帯をチェックして、日付けが「1月23日・・・おっ1・2・3だっ」と勝手に喜んでいたじゃないか。
五反田に行ったときに気づくべきだった。
あーそれなのに・・・

7:45家に到着。

なんだったんだよこの一時間は・・・

またまた、朝の自分をのろうわけですよ。
あー愚かだなぁ・・・

そんなときに、心が和む絵本があります。

『ぼちぼちいこか』マイク・セーラーさく・ロバート・グロスマンえ

主人公はかば君


「ぼく、しょうぼうしになれるやろか」
「ふなのりは、どうやろか」
「パイロットやったらー」

次々に挑戦するものの、あまりにもでぶっちょで失敗ばかり。
はしごは壊すし、船は沈む、飛行機は飛ばない・・・



その後も、バレリーナにも、ピアニストにも、カウボーイにも挑戦します。
サーカスのつなわたりにも・・・
延々と続くかば君のチャレンジも、すべてうまくいきません。



しょんぼりしたかば君がこういいます。

「どうしたら ええのんやろ

そや。ええことおもいつくまで――
ここらで ちょっと ひとやすみ。



ま、ぼちぼち いこか――
と いうことや。」

ユーモアあふれるかば君の絵と、このとぼけたことばが心を和ませてくれるのです。
あんまり急ぎすぎていることを、今日の一連の出来事をとおして、神様が警告してくれたのかもしれない。

そうでした。
立ち止まって、自分を見つめること。
そして深呼吸・・・

しかし、なんで関西弁なんだろう。
見事な翻訳です!

今日もいい天気だし。
ぼちぼちいきますか。

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1 コメント

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へぇぇ~と思った (nozomi)
2007-01-28 21:41:19
先生にもそんなことがあるんだなぁ。
五反田のそのジムにはうちのだんなも通ってるけど、意気込んで行ってみたら閉館だったというのが4・5回続けてありました。彼は先生と違って、自分自身ではなく、そのジムを恨みながら帰宅してたけど。
ハタヨガですか。ヨガは私にとって今年ちゃんと取り組みたいものの一つです。ほかにもあれこれ欲張るので早くもメモリーオーバー気味。
ぼちぼちいきましょね。
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