アベベが走った

小学校5年生だった。


ローマオリンピックで裸足で走ったアベベが東京を走る。


代々木に住んでいたそのころのボクは、マラソンのコースに近かった。


甲州街道まで歩いて、誰かに手渡された日本の国旗を振りながら見たアベベ。


あっという間に通り過ぎたのを鮮明に覚えている。



そしてそのあとに、円谷選手。


力いっぱい旗を振ったなぁ。



その後、マラソンにあこがれた少年は…ってことにはならなかったけれど、かなり興奮したのは覚えている。



あらためて東京オリンピック開催が決定した。


「チームワークです。日本の全ての力が結集した成果」


猪瀬都知事のコメントが、しみじみと伝わってきた。



２０２０年と言う年を楽しみに迎えられる。


世界のどの国でもそうであるように、やり残した大切なことが日本にも沢山ある。



こういったイベントを迎えるにあたって、次々とそのやり残しに取り組んでいけるといい。


もちろん、チームワークで。



そして、それは東京や日本だけの事じゃなくて、自分の事もおんなじ。


来客があるときに、家の中を片付けるのと同じように、自分の心の中も整理整頓しなくては。


今日は、自己分析心理学講座のファイナル。


半年間の成長をお互いに承認していく、大切な一日です。


彼らが、どんな次のステップを踏み出していくのか、しっかりと見届けてまいります。