観光やショッピングも楽しいのですが、疲れたら「お茶休憩」が必要です。
前回のウィーンで、ウィーンっ子に失笑された事がありました。
「海外では、荷物は目と手が届く所に置かないと、目を離したスキに置き引きにあうので要注意!」という事は、常識となっています。
ウィーンの中心を歩き回って、ちょっと疲れたので、近くのマックに入ってお茶することにしました。
「マック(ソファー席)だし、その重そうなバッグ肩からはずして、休めば?」と言ったのが、間違いの元でした。
お茶しながら、話に夢中になっていました。休憩したので、元気を取り戻し「さぁ、じゃあ、そろそろ出ようか」と言い、2人で、マックを出ました。
少し歩いて同行者が「!!バッグ!!」とものすごい驚きようです。「えっ?」と見ると、バッグを掛けていないじゃないですか!
他に荷物を持っていたので、はずしたバッグのことをすっかり忘れていました(-。-;
ちょっと青ざめながら、マックへ走りながら戻りました。
その間、数分でしたが、数秒でも置き引きに遭うのに、頭の中は、悪い方向の事が浮かびました。
すると、なんと!座っていた席には誰もいません。そして、そこには、バッグが寂しそうにポツ~ンとあるじゃないですか!
「うぉ~、やったぁ~、あったぁ~!」と感動の言葉とともに、同行者はバッグを手にしました。
その一部始終を見ていた周りのウィーンっ子達が「クスクス」と笑っています。相当ドジな日本人だと呆れていたのではないでしょうか?
でも、悪い人がいなくてよかったと思います。
その後、カフェに入ることがありましたが、苦い経験が教訓となり、何事もありませんでした。
ウィーンのカフェは、とてもいい雰囲気です。もちろん、コーヒーも美味しいです。何時間いても、何もとがめられません(笑)
しかし、強運&幸運の持ち主か?中も全く変わりなく、無事に戻ってきました。
ちょっとした気の緩みと置き忘れには、ご用心です。