外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

濰坊最終日 ある再会

2013年09月08日 | 日記
9月8日(日) 晴れ

里帰り最後の日は再び濰坊学院へ。
前の学校から編入試験に合格して今年4年生になった学生と食事です。
以前は英語科の学生で現在の専攻は旅行管理。

ここ濰坊にも日本語科の教え子が複数人いまして、早く会いたいとメッセージをもらうの
ですが、その英語科の学生を優先させました。悪い先生です(笑)

その理由がこの英語科の学生は一時期アルバイトで我々外教の世話をしていたことがあり、
太極拳にも度々姿を見せていたので、接する機会が多かったのですね。
濰坊学院に進学してからも、私が中国語の授業を終えた後で私の宿題をやらせてみたり
彼女と彼女の友人の希望で基礎の日本語を教えていたものです。

昨年末私が濰坊学院で彼女たちに会った最後の日に、見送りに来てくれたバス停でいきなり
泣かれてしまったのです。
普段はちょっと天然が入っているこの子の言動にツッコミを入れてよく笑い合っていたので
完全に予想外の展開に驚いてしまい、
「帰ってくるから泣くなよ」と嘘も方便とばかりに慰めたのですが
「いつ帰ってくるの?」と真剣な眼差しで返答され
「秋までには必ず帰ってくる」と答えたのですね。
GWと今回でそれは実現できたわけです。
この度も淄博へ来ることをQQで発表した際に、すぐに返信をくれました。

食事は新しくできたらしい鍋料理のお店。
まだまだ暑さが残るこの気候でも鍋料理は人気のようです。
こういう食事は限られた時間内でも食事を楽しみながら会話もできるので丁度いいですね。

バス停までの見送りの際に重いキャリーケースを華奢な手で引っ張ってくれました。
君よりも荷物の方が重いんじゃない?と話したら大笑いしていました。

「度々濰坊には来るつもりだよ」と告げましたら、笑顔で「楽しみにしている」と。
バスの出発を見送ってくれる笑顔は、紹介された先が濰坊の近くで良かった、と
心から思わせてくれるものでした。
コメント
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