外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

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2021年12月25日 | 日記

12月25日(土) 晴れ

新しい手袋を使って3日目、手に馴染むには
まだ早いと思いますが、スマホを操作できるのは
便利ですね。操作も少しずつ慣れてきました。

さて、仕事終了後もやはり中国、何かあります。
昨日主任からメッセージが入りました。
「緩考と試験資格喪失の学生の平常点が必要」と。

緩考については理解できますが、資格試験喪失の
学生については先学期まで平常点の記載は
していなかったので、意味不明でした。
「学院からの要求ですか?」と尋ねましたら
「そうです」という返事。

どこぞの〇ホが考え付いたのでしょうね。

仕方ないので、Excelで作成済みのデータを開いて
該当の学生のセルに計算式をコピーして出しました。

これで終わりかと思いきや・・・

昨日教え子を送った後で、1年生から問い合わせが。
「先生、私の期末試験はなぜ22点ですか?」と。

いやいや、会話の試験でそんな低い点数を出すことは
あり得ません。その学生が資格試験喪失者である
ことは覚えていました。
主任に送付したデータを改めて確認しましたら
その学生の平常点は44点でした。

なるほど、平常点が44点ですが、資格喪失なので
期末試験は0点扱いなのでしょう。比率は50:50
なので最終成績として22点に見える、と。

該当の学生には改めて学院の欠席規則を話し、私の
欠席要件には宿題の未提出や提出遅れも含まれる、
そのことは覚えているかい?と伝えました。

すると、納得した、と。

しかし、納得しただけでは現2年生のある学生と
同じ状態になりかねないので、
「君は来学期も今と同じ態度を続けるのか、それとも
 自身の時間管理を見直すかい?」と問いました。
すると、来学期は頑張ると。

こういう学生の口約束など当てになりませんので
最後にダメ押し
「今の気持ちを永遠に忘れないように」

失敗を成功のきっかけにするのは彼女自身です。

それにしても、意味不明な学院の要求が要らぬ疑念を
生み出しましたね。それをやったらどうなるのか
ちょっと考えてみ・・・・分かりそうな・・・なんて
逆の要求は無意味でしょうね。

コメント
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