そろそろ、かるたの練習会のお知らせが届いております。
先日も、ある、地区の練習会におじゃましました。(^_^)v
今年は、
6年生が多く、チョット楽しみな地区の1つです♪
また、おじゃまする予定です。(^_^)v
私事ですが・・・
先日、高校の同窓会会報が届きました。
ふと目にした、『訃報』の欄に、
3年生の時の担任の名前がありました。
とてもシャイで、ダンディーな、歴史の先生でした。
ある、学級会の日、
「今年の文化祭にクラス参加するかどうか」
を決める日がありました。
とりあえず、ほとんどの生徒が進学する学校でしたので、
確か、11月頃にやっていた文化祭でしたから、
3年生のクラスは参加しなくても良いことになっていました。
「さて、うちのクラスはどうしましょう?」
ノリがそんなに良いクラスでもなかったのですが、
「男子が女装して劇がやりたい!」
という意見から、俄然、盛り上がり、
参加をする空気のまま、多数決で参加を決めることになりました。
すると、
「ちょっと、一言良いですか?」
と、こういう時には滅多に口を挟まない担任が手を上げました。
「担任として、一言、言わせて下さい。
君達は、受験生な訳です。
この時期に文化祭に参加するということがどういうことか、
良く考えてから、決をとって下さい。」
すると、間髪入れずに学級委員が言いました。
「では、決をとります。
参加することに賛成の人!」
「は~い!!!」
「全員ですね。(^_^)」 (クラス、大爆笑!!)
・・・この瞬間、担任は椅子からころげ落ちたのを、
私は見逃しませんでした。(^_^;)
そして、この学級会が終わる直前、担任が手を上げました。
「一言、良いですか?
担任としては、この結果に対して良かったのかどうかはわかりません。
ただ、皆が決めたこと。
担任として、全力で協力します。 以上。」
そして、学級会は終わりました。
『自主自立』がもっとうの学校でした。
校則もあったと思いますが、取り締まったところなど見たことがありませんでした。
そんな学校ではありましたが、
この担任の言葉は、自分たちを認めてくれる大人がいるんんだ、
と心に響きました。
この後、我がクラスは、
女装の男子が演じる、『シンデレラ』
と、
私が参加した、人形劇『セロ弾きのゴーシュ』
に分かれ、それぞれ大成功!!!(自画自賛?(^_^;))
それはそれは
楽しい2日間をおくりました♪
担任は、練習などの進行状況を気にしてくれただけでなく、
山のように写真を撮ってくれて、
後日、クラス全員に何枚を写真をくれました。
高校3年間、いろいろなことがありました。
その中で、あの学級会のことは、
映像が浮かぶほど、印象的なものでした。
『 子どもの側に立った大人になりたい 』
と、今も思うのは、この時の経験があるのだと思っています。
でも・・・できているのかな?
先生、どうでしょうね?(^_^;)
一度お会いしたら、ぜひ、聞いてみたかったことがあります。
「先生、
本当は、全員を参加させたかったから、あの一言を言ったのではなかったのですか?」
・・・そんな大人でありたいと思います。m(__)m
ちなみに、卒業式の日。
我がクラスの進学状況は、
ほとんどが『浪人』という結果と知りました。(^_^;)
〇〇年前のお話でした。
長々と、失礼いたしました。m(__)m
うめハハ