市子連ブログ

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団体名:入間市子ども会育成会連絡協議会
代表者:会長 加藤憲昭

そろそろ、かるたの練習会

2013-10-07 18:23:22 | 子ども会活動


そろそろ、かるたの練習会のお知らせが届いております。

先日も、ある、地区の練習会におじゃましました。(^_^)v

今年は、
6年生が多く、チョット楽しみな地区の1つです♪

また、おじゃまする予定です。(^_^)v





私事ですが・・・



先日、高校の同窓会会報が届きました。

ふと目にした、『訃報』の欄に、
3年生の時の担任の名前がありました。

とてもシャイで、ダンディーな、歴史の先生でした。




ある、学級会の日、
  「今年の文化祭にクラス参加するかどうか」
を決める日がありました。

とりあえず、ほとんどの生徒が進学する学校でしたので、
確か、11月頃にやっていた文化祭でしたから、
3年生のクラスは参加しなくても良いことになっていました。

  「さて、うちのクラスはどうしましょう?」

ノリがそんなに良いクラスでもなかったのですが、
  「男子が女装して劇がやりたい!」
という意見から、俄然、盛り上がり、
参加をする空気のまま、多数決で参加を決めることになりました。

すると、
   「ちょっと、一言良いですか?」

と、こういう時には滅多に口を挟まない担任が手を上げました。

   「担任として、一言、言わせて下さい。
    君達は、受験生な訳です。
    この時期に文化祭に参加するということがどういうことか、
    良く考えてから、決をとって下さい。」

すると、間髪入れずに学級委員が言いました。

   「では、決をとります。
    参加することに賛成の人!」

       「は~い!!!」

   「全員ですね。(^_^)」 (クラス、大爆笑!!)

・・・この瞬間、担任は椅子からころげ落ちたのを、
      私は見逃しませんでした。(^_^;)



そして、この学級会が終わる直前、担任が手を上げました。

    「一言、良いですか?
     担任としては、この結果に対して良かったのかどうかはわかりません。

     ただ、皆が決めたこと。
     担任として、全力で協力します。 以上。」

そして、学級会は終わりました。




『自主自立』がもっとうの学校でした。
校則もあったと思いますが、取り締まったところなど見たことがありませんでした。

そんな学校ではありましたが、
この担任の言葉は、自分たちを認めてくれる大人がいるんんだ、
と心に響きました。



この後、我がクラスは、
女装の男子が演じる、『シンデレラ』
と、
私が参加した、人形劇『セロ弾きのゴーシュ』
に分かれ、それぞれ大成功!!!(自画自賛?(^_^;))

それはそれは
楽しい2日間をおくりました♪

担任は、練習などの進行状況を気にしてくれただけでなく、
山のように写真を撮ってくれて、
後日、クラス全員に何枚を写真をくれました。




高校3年間、いろいろなことがありました。

その中で、あの学級会のことは、
映像が浮かぶほど、印象的なものでした。

  『 子どもの側に立った大人になりたい 』
と、今も思うのは、この時の経験があるのだと思っています。

でも・・・できているのかな?

先生、どうでしょうね?(^_^;) 



一度お会いしたら、ぜひ、聞いてみたかったことがあります。

  「先生、
   本当は、全員を参加させたかったから、あの一言を言ったのではなかったのですか?」

・・・そんな大人でありたいと思います。m(__)m




   ちなみに、卒業式の日。
   我がクラスの進学状況は、
       ほとんどが『浪人』という結果と知りました。(^_^;)

〇〇年前のお話でした。
長々と、失礼いたしました。m(__)m
                             うめハハ

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