月~水曜は学校教育について書いています。今回は、昨日(R5.9.12)の続きです。
もしかするとADHD傾向があるかもしれなくて、授業中に立ち歩く子への指導について書いていました。私の場合、そう言う子とは「取り敢えず立ち歩かない」と約束をします…というのが昨日の内容です。
とは言っても、本当にADHD傾向があるのであれば、約束したくらいで、完全に立ち歩かないとはなりません。自分の中の衝動性を抑えきれないのがADHD傾向ですから。
では、授業中に立ち歩いてしまったらどうするか。
基本的に私は叱りません。「約束したでしょ。座りましょ」とだけ言います。そして座ったら、「約束守ってるね。ありがとう」と言います。そして授業後には、「約束を守ろうと頑張りましたね。凄いじゃないですか(エラいなぁ・立派なもんだ・ありがとう…等々)」と声を掛けます。
本人的には、頑張ろうって気持ちはあるのです。その気持ちを衝動性が上回ってしまうから、約束していても完全には守れないのです。その時、守れなかったという「事実」を見たら説教したくなりますが、守ろうとしている「気持ち」を見れば褒める事が出来ます。
もちろん、B級教師ですから毎回完璧な対応は出来ません。虫の居所の悪い日もあり、ついつい叱ってしまう事もあります。そんな時は、後から「さっきは言い過ぎた。ごめんね」と謝ります。それで許してくれるかどうかは何とも言えませんが、こちらが怒ってない…とは伝える事が出来ます。
立ち歩いてしまう子への指導は、成功と失敗の連続です。B級教師としては、その繰り返しの中で頑張るのみ…です。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。