毎週月~水曜は、学校教育に関する内容を書いています。今回は、私が所属している教育研修サークルの例会について書きます。
令和5年現在、小さな教育研修サークルに私は所属しています。メンバーは退職した元教員、再任用された教員、現役の教員などで、月に1回くらいのペースで集まり、模擬授業やレポート交流、ミニ講座などを行っています。
今回は令和5年の7月例会で、7月26日に行いました。行われたのは以下の5つです。
1.2年算数「たし算とひき算」のノートの書かせ方(レポート交流)
2.「分数のかけ算・わり算」でできない子を減らす取組(レポート交流)
3.2年国語「雨のうた」(レポート交流)
4.「比喩」について(ミニ講座)
5.ねこのこ 2年国語下(模擬授業)
1と2は、算数の計算でつまずく子を減らすための取組です。共通していたのは、計算の手順を細かく分け、子供たちがつまずきそうな部分を見つけ、対応策を考える…という事です。また2のレポートからは、習熟のためのドリルの重要性を感じました。
ちなみに、1は私のレポートです。計算の手順を子供たちに言わせる時、やや複雑な言わせ方をしていると指摘がありました。もう少し単純化する必要があります。
3と5は、どちらも擬音語や擬態語の入っている詩を扱っています。3は音楽の授業と関連させ、リズムを意識した表現を扱っているのが面白いです。5もリズムに着目させましたが、表現させるのではなく、読解につなげているのが見事でした。
4は、「比喩とは何か」について調べた事を、参加者が最後まで興味をもって考えられるようミニ講座に構成してありました。比喩についての理解が、少しだけですが、深まったような気がします(まぁ、それは錯覚かもしれませんが…)。
次回は、8月24日(木)19時からの予定です。