S56製作所

チキ5200モデルアイコン&甲府モデル比較

先日モデルアイコンのチキ5200を組み立てましたが、甲府モデルのチキ5200も持っているので比較してみようと思います。

ということで並べてみました。
左が甲府モデル、右がモデルアイコン(以下この並び)になります。
まさかチキ5200で比較をする時代になるとはですね…
ちなみにそれぞれの製作記事はこちら↓
全体的にモールドはモデルアイコンの方が彫りが深いです。

次は横に並べてみました。
甲府モデルの方は片側の手すりがありませんが、カーブ対策ということであえて取り付けていません。
遠目から見たときはそこまで大きな差異があるようには見えません。

(手前 モデルアイコン 奥 甲府モデル)
車体の右側を並べてみましたが、意外にもブレーキテコのモールドは甲府モデルのみとなっています。
最初モデルアイコンの方はブレーキテコが無かったので同封忘れ?と思いましたが調べたら最初から付属してなかったみたいです。
ステップも甲府モデルは手すりと一体、モデルアイコンは台車と一体になっています。

車端部を並べてみました。
甲府モデルはカプラーポケットが大きい分、車端部が大きくえぐれるような形状となっています。
モデルアイコンは実車に近い形状の車端部で、モールドも入っています。
甲府モデルは少し歪んでいますがただの筆者の技量の問題です…

今度は斜めから見ました。
斜めから見るとモデルアイコンの方は反射板ステーのモールドがあるのがわかります。
締結装置の滑り台はモデルアイコンの方は締結装置滑り台の固定金具(?)が再現されています。
車体上部の縞鋼板部分は甲府モデルはフラットなのに対しモデルアイコンは凸モールドとなっています。
実車は縞鋼板の部分はわずかに出っ張っていますが、モデルアイコンだと少しオーバー気味に感じます。

中央の締結装置はモデルアイコンの方は固定金具が再現されている代わりに甲府モデルは側面の隙間が再現されています。
更に甲府モデルの締結装置はベースと本体の2パーツ構成となっており、回転させることもできます。

次は締結装置の固定器具付の車両になります。
モデルアイコンは上昇状態固定ですが、甲府モデルは固定器具が別パーツになっており空荷の状態を再現することができます。

もちろん甲府モデルの方は上昇させることもできます。
甲府モデルの締結装置は3D出力だからこそできるディティールとギミックになりますね。

先述の通りモデルアイコンは反射板ステーのモールドがあるので、KATOの反射板を加工すれば正確な位置に取り付けることができます。

【まとめ】
2社のチキ5200を比較しましたが、車体のモールドはやはり後発かつプラ成型のモデルアイコンの方がしっかりしています(ただ上部の縞鋼板はもう少し控えめでもいいですが…)
その代わり締結装置は3D出力品である甲府モデルの方がディティール及びギミックがしっかりしています。
ちなみにですが組立は全体を通してモデルアイコンの方が組み立てやすかったです。
なので個人的には車体はモデルアイコン、締結装置は甲府モデルにするといいかもしれないです。
ただ車番は甲府モデルの純正デカールの方が公式通販を使えば入手しやすいのでこちらがおススメです…

では
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