前回TOMIXのSR1系100番台にパーツを取り付けていきましたが、これでKATOとの比較を行っていこうと思います。
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ということで並べてみました。
左がKATO、右がTOMIXになります(以下この並び)
ちなみにKATOのSR1系100番台の単体でのレビューはこちら↓
まずはクモハSR112になります。
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まずは前面になります。
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まずは前面になります。
両社を比べるとKATOの方が若干車高が高くなっています。
そのため、車体の輪郭がKATOは長方形、TOMIXは正方形に近い感じがします。
ライト周りはTOMIXの方が色が濃く、TOMIXの方が実車に近い濃さとなっています。
前面の貫通扉ですが、TOMIXは若干ザラザラいた感じになっていますが、インクジェット印刷特有の縞模様はありませんでした。
となると何故…?
カプラーは両社ともこちら側は連結可ですが、見た目はTOMIXの方がリアルですね。
そしてよく見るとTOMIXは小型TNカプラーとなっています。
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次に屋根になります。
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次に屋根になります。
TOMIXはセールスポイントである屋根のビートを、実車通り細い仕様になっているのを再現しています。
そして無線アンテナですが、KATOは台座・アンテナが一体で屋根と別パーツ、TOMIXは台座が屋根と一体になっています。
形状としてはKATOの方が実車通りですが、KATOのアンテナだと製品状態では台座が未塗装となっています(KATOの方は塗りました)
KATOは形状重視、TOMIXは台座の色分け重視といった感じですね。
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次に側面になります。
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次に側面になります。
こちらは上がKATO、下がTOMIXとなっています。
…正直塗装に関しては、ぱっと見だとほとんど違いが無いですw
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中間部分を拡大してみました。
両者ともライン部分は総タンポ印刷となっています。
こう見るとベースの青はKATOは明るめ、TOMIXは暗めとなっています。
窓枠及びドア枠のステンレス部分はKATOは塗装、TOMIXはホットスタンプでの表現みたいです。
そのためTOMIXのほうがステンレス丿部分が滑らかな感じになっています。
そして号車番号札挿しはKATOはシルバー1色、TOMIXは青とシルバーの2色となっています。
ただ、号車番号札を挿していない状態だとここの部分はシルバーなので、号車番号札を挿していない状態だとKATOの方が表現としては合っています。
ちなみにですが、号車番号札はKATOはステッカー、TOMIXは文字のみインレタとなっています。
正直なところ号車番号札はステッカーの方が貼り直しができるのでそちらの方が良かったと思います。
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次に側面先頭側になります。
乗務員室扉はKATOは下部の取っ手のみ、TOMIXはドアノブのみ銀が入ってます。
…なんで両社とも片方しか銀が入ってないの?
そして台車は先頭側はTR255Dを採用していますが、こちらはKATOの方が実車通りとなっています(TOMIXはDT71Aの模様)
そして乗務員ステップは、KATOは床板と一体でダークグレー、TOMIXはスカートと一体で青色となっています。
こちらもKATOの方が色としては正しいです。
そしてスノープロウもKATOのみ搭載しています。
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次は側面のトイレ側です。
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次は側面のトイレ側です。
中間カプラーは両社とも標準の仕様となっています(KATOはKATOカプラーでTOMIXはアーノルドカプラー)
中間側の台車は実車ではDT71Cですが、こちらもKATOの方が実車通りとなります(ただ車軸はTOMIXの方が実車通りという…)
そしてKATOの方は標準でトイレタンクと定員表記があります。
車番の文字はKATOは細め、TOMIXは太めとなっています。
KATOはタイプ品なので車内は通常のSR1系と同様の座席配置ですが、TOMIXは実車同様デュアルシート(クロスシートモード)が再現しています。
TOMIXのデュアルシートもセールスポイントなのでそこは前から知っていましたが、成型色が座席色寄りなのが意外でした。
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車体を外した状態での前面になります。
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車体を外した状態での前面になります。
まさかのTOMIXは乗務員室窓が3枚分シースルーとなっています。
その代わり貫通扉部分の窓はKATOの方が大きいです。
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そしてTOMIXの運転台のメーターはガラス側に取り付けてありますが、よく見ると計器類のモールドがあります。
ここは色差しをしたくなりますね。
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乗務員室内部の側面ですが、KATOは貫通路と乗務員室間の仕切りが再現されています。
そしてTOMIXは客室と乗務員室間が厚くないですか?w
逆にこの厚さのおかげでこのシースルー構造ができたのでしょうか?
ちなみに先程の乗務員ステップは両社でこのような構造となっています。
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次にライト及び室内灯を点灯させてみました。
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次にライト及び室内灯を点灯させてみました。
なお、電源は9V電池、室内灯は両方ともグランライトⅢとなっています。
室内灯を点灯すると側面窓の色味がよくわかります。
実車はドア窓は通常のガラス、側窓はグリーンガラスとなっていますが、側窓はKATO、ドア窓はTOMIXの方が色味が近いです。
…となるとTOMIXの側窓にクリアーグリーンを吹けば実車通りになるのでは?()
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次に前照灯及び前面幕を見ます。
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次に前照灯及び前面幕を見ます。
前照灯の色味はKATOは青白く、TOMIXは若干黄色味を感じます。
例えるとKATOは純正室内灯(白色)、TOMIXはグランライト(白色)といった感じでしょうか?
前面幕は9Vの状態ではほとんど明るさは変わりません。
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次に尾灯になります。
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次に尾灯になります。
こちらは明るさ及び色味はそこまで変わりませんでした。
次はクモハSR111になります。
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こちらもまずは前面になります(TOMIXの方は比較対象をS102編成にしました)
基本的なところはクモハSR112と同じになります。
こちら側のKATOのカプラーはダミーカプラーにしていますが、意外にもTOMIXの方が小ぶりとなります。
あとKATOのS101とTOMIXのS102の下方は両方とも前面幕を「ワンマン 長野」にしましたが、こう見るとTOMIXの方が字が細いですね。
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ちなみに各社の純正の前面幌ですが、KATOの方は手すりのモールドがありますが、TOMIXは特にモールドがありません。
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ちなみに各社の純正の前面幌ですが、KATOの方は手すりのモールドがありますが、TOMIXは特にモールドがありません。
ただTOMIXは6両分入っているので、増結時の幌の状態がリアルになります。
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次にパンタグラフになります(KATOは並行リンクを取付済み)
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次にパンタグラフになります(KATOは並行リンクを取付済み)
全体的な形状と避雷器が別パーツの所はTOMIXの方が良いですが、碍子の形状(避雷器側)はKATOの方が実車通りとなります。
TOMIXがPS33Gを作ってくれたらいいんですけどね…
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クーラーのメッシュはやはりKATOの方が彫りが深いですね。
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クーラーのメッシュはやはりKATOの方が彫りが深いですね。
ここは各社いつも通りとなっています。
…こっちの方が屋根のビートの違いがわかりやすいですねw
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こちらもライト点灯をしてみました。
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こちらもライト点灯をしてみました。
今度の電源はN-1001-CLとなります(9V電池だと車両が動いてしまうため)
今度は車両が動かないギリギリの電圧にしましたが、前照灯はほぼ同じ明るさですが、前面幕はKATOの方は暗くなりました…
まさか常点灯の電圧だと前面幕の明るさに差が出るとは…
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そしてクモハSR111の動力を比べてみましたが。KATOはほぼ窓からはみ出してないのに対し、TOMIXは動力が一部窓から見えています。
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ちなみに反対側も僅かな違いですが、TOMIXの方が動力が厚くなっています。
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そしてクモハSR111の動力を比べてみましたが。KATOはほぼ窓からはみ出してないのに対し、TOMIXは動力が一部窓から見えています。
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ちなみに反対側も僅かな違いですが、TOMIXの方が動力が厚くなっています。
ただその代わりに厚みの分重量があるのと、KATOは0.5M、TOMIXは1MなのでTOMIXの方が1両あたりの牽引力はあると思います。
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最後にSR111を並べてみました(上 KATO 中TOMIX(M) 下 TOMIX(T))
やはり奥行きはT車が一番ですが、M車同士だとKATOの方が奥行きがありますね。
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最後にSR111を並べてみました(上 KATO 中TOMIX(M) 下 TOMIX(T))
やはり奥行きはT車が一番ですが、M車同士だとKATOの方が奥行きがありますね。
ただTOMIXのM車は奥行きはあまりありませんが、その分ウェイトがあるのでやはり牽引力はあると思います。
【まとめ】
…思ったよりもTOMIXのSR1系出来が良くないか?
車体の塗装に関しては正直文句がありません。
細かい所を見るとパーツが省略されている部分がありますが、そこはサードパーティーメーカーのパーツがあるので問題ないと思います。
…ということで今度それらのパーツを使ってディティールアップをしていきたいですね。
ちなみにS101編成はこれで2編成所有することになりましたが、KATOは休日用、TOMIXは平日用と使い分けていきたいと思います。
では